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ジョッジー&ロドリゲス

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「40歳になったら返り咲く」と、なんの予定もなく自分自身に言っていたのですが、なんとなく「返り咲き~」にはならないかもしれないけど、結婚生活の10年間が少しづつ元の私のペースになりつつあるような感じがしています。

まぁ、私ったら、わがままな生活をしていたんですよね~
独身の時は。
欲しいモノは必ず手に入れる、みたいなところがあったし。
でも、それって多くないんです。
ごくいくつか。
でも、手に入りにくかったりする・・・
ん~例えば、
 
 好きなヒト(男)
これはね、譲れないですよね。
でも、強引ではいけないでしょ?
相手からも好きになってもらわなければならないわけだし。
奥さんのいる家庭だったら、奥さんにご迷惑はかけられません。
(ちょっとです!ちょっと)
彼女のいるヒトは、私にとって魅力はないので、自然とダブルブッキングはしないのですけどね。
  
 自由な仕事(=金)
じっと1つのところで同じものを相手にしてられないのです。
だから自分はOLは無理と思って、自由な仕事を選び、それも早々に会社を辞めてフリーで仕事をしてました。
もちろん、小娘一人では無理ですが、私を仲間に入れてくれる人がいたのです~ありがたい。

これだけなんですけど。
でも、大変なことですよね・・・
早々簡単には手に入らない。
だから、人の3倍は努力していたと思います。
仕事に関しては、間違いなく人の3倍してました。
会社の悪口を言う、OLの友達が、私が自由で羨ましいと、やっかみ風に言っていましたが、
「当然でしょ。
 私はあなた達の3倍は働いているの。
 夜も寝る間も惜しまず仕事してるの。
 だからギャラもあなたたちの3倍もらえるの。
 自分の興味の追求の為に仕事してるから辞めたいなんて思ったことない。」
ってね。
口には出しませんよ~そんなに嫌な子ではありませんでした。
「そんなことないよ~辛いんだよ~」って。

随分つっぱっていました~
それくらいの気持ちでないと、小娘がフリーで仕事をするのは大変だった、ってこともありましたが。。。

それが、ひょんなことから今の主人を結婚をしてしまった。
はい。してしまいました。
そして、主人の実家のそばに住んでいる・・・

???
あれ、私はロンドンから、資金やら、日本での自分の生活をまとめてロンドンに住み着くために一時帰国しただけなのに・・・
主人と結婚・・・・
???

なんだかかんだかで結婚してしまって。
泣きました。
だって、結婚しても、またロンドンに行くって約束していたのに、主人ったら行かないって。

そりゃあ、現実問題を考えたら、難しいのでしょうが、私は考えながら行動して切り抜けてきた人間なので、最初に現実をつきつけられても、その通りになるかどうか分からないのに、あきらめてしまうような気がして納得がいかなかったんです。

泣きました。

おまけに車の無い生活ですよ・・・

主人の実家には主人名義の車があるから、もう一台買う必要はないんです。
でも、それって、主人の父が仕事にも使ってる。
まずは父の仕事優先。
空いていれば借りれます。
でも、借りるたびに、
「何処へ行くの?」
「何しに行くの?」
「誰と行くの?」
「いつ帰って来るの?」
なんて聞かれたくない!!!

なので1度、引越の時に私の意思で借りただけで、その後は一度も借りたことはありません。

なんでこうなっちゃったのかな~って、随分悩んで、主人を恨んだ時もありましたけど、昨年あたりから、急に「40歳」って思い始めて。

まずは、人を頼って、人のせいにしてはいけないって思ったんです。
今の納得いかない生活は主人のせいだ、とかも。
自分はどうなりたいのか、について考えました。
 離婚したい?
 金持ちになりたい?
 仕事は?仕事に出ていきたい?家でしたい?
 最終的になりたい自分って何?

私がなりたい自分って、主人がいて、子供がいて、ちょっと面倒だけど舅姑が近所にいて仲良くて、お金は生活を心配しない程度。できれば少々の余裕があって、人様のお世話が出来るくらいあればいいなと・・・

だったら、昔の私みたいに、人に文句を言わずに自分で動かなくちゃ、って思ったんです。
そうすればいいんだって。
それから結構がんばってきたと思います~もちろんまだまだだけど。
それが、少しづつ結果になってきてるのかな?って。

神様がいるなら、がんばった分だけのご褒美をいただけたって感じかな?

一緒に生活していた恋人が突然亡くなって10年以上が経ち、いつしか彼よりも10歳も年上になった40歳の私に、もっとがんばれよ~!って、上のほうから言われている気がしてます。
彼は私の守り神だから。

いま私を守ってくれるのは主人(ちょっと頼りないところもあるけど・・・)
空の上で私を守ってくれているのは彼。

私ったら怖いモノ無しだよね~
幸せものです。

2月15日は彼の命日。
正確に言うと、14日の夜中。なんども時計を見たけど時間は覚えていません。
14日はバレンタインデー。
15日は私の姉の誕生日。

以前から、私が車を買ったら、一番に彼のお墓に車で行くと決めてました。
今年の命日には行けそうです。

この日が近くなるとダメなんです。
10年以上経つのにね。
気持ちが何かしら落ち着かないんです。
随分良くなりました。泣いたりすることも無くなったしね。

主人は彼の親友だったので、全てを知っています。
でも、私が10年間彼のお母様宛に命日にお花を送っていたことと、その後の命日に、彼のお墓に行くことは知りません。
これは、言うべきことではないでしょう?

40歳って、20代の私には想像もできませんでした。
育児に疲れたタダ飯の主婦、と嫌悪感さえ感じていたけど、昔よりも今のほうがずっといろいろなことを知っている。

悪くないです。
年をとるのも悪くない。
そう思えるようになりました。
(成長したね~パチパチ~)

お~し!
ますますがんばっちゃうよ~!

・・・ということで、息子の歯医者に行ってきます。
ん!ちょっと寒そう~
でも、まだ車ないもんね。
自転車でがんばります!!!
J&R










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最終更新日  2006/01/25 03:09:36 PM
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