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カテゴリ:いったところのおはなし
今日はお休みの日。
ちょっと早起きして、 お菓子を作って、 お掃除して、 お昼ご飯を食べて、 彼を仕事場まで迎えに行く。 そう、今日は1年越しの約束、 Pasajesへ彼が連れて行ってくれるのです。 Pasajesはサンセバから15分ほど北に行った街。 こんなに近いのに今まで一度も行ったことがなく、 誰もが素敵な所だと言うPasajes。 San PedroとSan Juanは海を挟んだ対岸の村。 小さな船に乗って30秒もしない間に対岸に到着。 サンセバからほんの10分足らずで着くこの村は、 まるで100年ほど昔にタイムスリップしたかのようなたたずまい。 きちんと舗装されていない石畳の道や、 低い屋根のトンネルに何十年も前から絡まっているであろう植物、 古いけどしっかり手入れされている石の壁のお家。 時間の止まった感じ、とはまさにこのこと。 5分足らずで通り抜けられてしまう街を後にして、 さらに海のほうへ進むこと15分ほど。 舗装されていた遊歩道もいつしか草の覆い茂る道となり、 大きな岩を越えてさらに先へと進む。 そして半島の先端に到着。 目の前に大きく広がる海、 自由に、風に乗って飛んでいるたくさんのかもめ、 そのかもめの鳴き声と、岩にぶつかる波の音しか聞こえない静かさ。 二人で芝生に腰を下ろしてぼーっとし、 しばし時間を忘れてリラックスしました。 サンセバのいいところは、都会にいながらも、 ほんの10分足らずで都会の喧騒を忘れることが出来る。 車を走らせて20分ほどで、Zarautzのような大きな海岸にも行ける。 海に飽きたら、後ろには山がそびえてる。 ここに来て早1年と4ヶ月。 最近は近郊の村に行っては、新しい発見をし、 ますますこの街が好きになるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.28 22:58:07
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