行きつけの近所の中華屋のマスターは、二年前の読書会で知り合った読書仲間でもある。共通の好きな作家は伊坂幸太郎。マスターは初めて手にした小説が「オーデュボンの祈り」だという幸運な人。オーデュボンから順に読んでは、お店へ行く度に感想を話してくれる。
九月のある日に、マスターが私の伊坂ベストは今の所「残り全部バケーション」ですかね、と話していたのを思い出して、再読した。
何度も読み返しても初めて読む時のようにワクワクするというのは普通じゃない。
と、いつも思う。
【中古】単行本(小説・エッセイ) 残り全部バケーション【タイムセール】【画】【中古】afb