伊藤計劃の遺作を引き継いだ「屍者の帝国」を除いては、初読みの円城SF 。
小川洋子や村上春樹のようなリリカルな文章が、初期の高橋源一郎ぽくポストモダン系に走るかと思いきや...。
ハードあり、ナンセンスあり、シュールあり、ギャグあり、ドタバタあり、もはや何でもありながら全体に緊張感を持続させている。
巨大知性体ユグドラシルとか八丁堀とか、32次元とか機械靴下とか結構、好きかも。
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