イギリスの不動産屋さんー続き
この前、旦那が以前住んでいた家の、2戸隣の家が売りにでていたので、不動産屋に連絡をとって中を見せてもらう事にした。売り家の前で、車を止めて待つ事10分。不動産屋さんがピカピカの新車でやってきた。”Hello my name is....”いやー!しゃべり方が 英国版 ”田村正和ー!”若いのに、キザなしゃべり方をするなぁー。と思いつつ中に入ると、一瞬言葉を失った。。と言うのも、旦那も私もその家に住んでた人をいつも見かけてて、アウディーやポルシェを乗り回していた、身ぎれいな独身の中年男性だった。。だから、旦那も私も家の中もきっとお金かけてて、きれいなんだろうなあ。あまり手を入れずにそのまま住める状態かも?と思っていたのだ。ところがどっこい、家の中の壁は剥がれかけ、外壁にはひびが、庭の勝手戸はボロボロ、窓は開かない、etc。今まで見た家の中ではもっとひどい状態のものもあったけどすごく当てはずれな家だった。ポルシェに乗ってても、家がきれいとは限らないのねぇ。。と残念。英国版”田村正和”によると、先月この家は買い手が決まっていたけれど、買い手の人の気が変わったからまた、売りに戻ったとの事。旦那がなんで?と聞くと、家のを改装するのに、£10000(日本円約200万円なり)以上かかることが発覚したからとの事。イギリスで家を買う時はまずサベイヤー(家の外から中隅々までチェックして、例えば修理が必要な所などを見つけてくれる人、もちろんお金を払って。。)に頼んで、買う予定の家をチェックしてもらう。安く済ませようとすると、後から水漏れがあったとかのトラブル発生!で困る事になるから、だいだいの人がケチらずにサベイヤーにお金を払う事をおしまない。で、その買い手の人は某サベイヤーに家をチェクしてもらった後に気が変わったとの事。田村正和に”サベイヤーの結果は?”と聞くと。はっきりと答えてくれなかった。。すでに、この家”バットサイン”を発生している!と思った私達。もちろん、田村正和は”多分、この家は100万円くらいは値切れるよ!”と言ってきた。それでも、こんなボロボロの家に2千400万円も払ってられない!もちろんだんなの答えは ”No!”だった。田村正和にお礼を言って別れた後。”きっとサベイヤーに見てもらった結果あちこちに欠陥があってきっと100万以上修理にお金がいるからに違いない!嘘つき不動産屋!”旦那の弁 注:イギリスには正直な不動産屋さんもいます!