ジンバブエ妨害電波送信
ジンバブエ政府は中国から輸入された送信機と中国の専門家の技術援助により、ロンドンからジンバブエ民主化のために放送しているSWRadio Africaに対する妨害電波送信を始めました。かつては、ソ連など東側諸国が西側のVoice of AmericaやRadio Libertyなどに対して妨害電波を発信していましたが、妨害電波で国民への情報を遮断しても民主化自由化は避けられませんでした。現在世界最大の妨害電波発信国は中国です。現在中国は、アメリカからのRadio Free Asia, Voice of America,イギリスからのBBC World Service,台湾からの中国大陸向け放送などに妨害電波を発信しています。ただ、その中国が現在は世界最大の短波ラジオ生産国であるというのも皮肉でしょうか。Radio Free Asiaのページでは妨害電波を減らして聞くための受信方法が載っていますhttp://www.rfa.org/english/support/antijamming/上記で紹介されているラジオはSONYのICF-SW1000TかICF-SW1000TSですね。