テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:家
ゆるいんですよ。
そう、平和すぎるんですよ。 平和すぎてネタも尽きる訳です。 いや、実際ネタはあるんですけど、そのネタですら平和過ぎて、 ブログにわざわざ書く事ないわね。。。なんて。 だけどかんかんは元気ですーと皆さんに言いたいので、 登場しました(笑)。 前にも書いたけど、 スペインのケーキは甘くて死にそうなんですよ。 こんなふうに。 一瞬、 「あ、いけるかな??」という外見をしている子がたまにいるんですけど、 だまされちゃいけない。 結局、甘い!!!(怒) そんなこんなでいまホセ子と仲良くハマっているのが、 『ホットケーキの素でおうちでスイーツしましょう』 です。 おうちで好きなように作りゃいいんですよね。 ただまぁあまりお菓子作りとかわたし興味ないのでね、 ホットケーキの素が大助かりなんです。 最近はもう、天才的に丸く、黄金色に、ふんわりと焼けるようになり、 だいぶ調子に乗っていますけど。 で、シンプルなホットケーキの日もあれば、、、 週末はこんな風にして『なんちゃって街角カフェのスイーツ』を楽しんでいます。 ホセ子は大喜び。 横でコーヒーを入れてくれています。 インスタントですけど。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: こないだ友達と町でお茶をしていたら、 横で1人でお茶してたおばあちゃん(60代後半かな)に、 「おじょうさんたちはどこからきたの?」 と話しかけられた。 この一声がきっかけでずっとおしゃべり。 東京ってどんなところなのかしらって言うから、 「人がウジャウジャでね、もう虫の大群状態ですよ。」 って言ったら、何がツボにはまったのか、 おばあちゃん大爆笑。 カフェの店員とももう友達らしく、 「やだー、この子ね、東京は人が多くて虫みたいだっていうのよ!あーははは!!」 って。 店員のおじさんもわたしたちに、 「おじさんは独身だからさ、気になったらいつでも声かけて★あ、コンタクトとりたいときはそのおばちゃんに言ってくれればいいから。」 と。(笑) 「ところで、東京はここみたいに、急に知らない人に話しかけたりするのかしら?」 とおばあちゃん。 かんかん:「あー、あんまりないねー。大阪とかいくとまた人間のキャラ違うからあるとおもうけど。ほら、スペインでもさ、北と南じゃいろいろ性格違うとかあるじゃない?あんな感じ。だから東京はねー、急に話しかけられたらちょっとみんなビックリしちゃうかな。」 おばあちゃん:「あぁ、そうね。アンダルシアとガリシアじゃまた違うわよね。こっちの人は特にね、みーんな友達だと思ってるから。あははは!」 やっぱりここはナニワ魂を感じずにはいられない町。 いや、、、とくにわたしがよく話しかけられやすいっぽい。 友人&ホセ子いわく、 『なんとなくアンダルーサ(アンダルシアの女性)のニオイがするからだよ。』 そう、なんだろう、こっちに引っ越してきてから1ヶ月に1~2回そう言われる。 しかも初対面でまだ口を開くか開かないかの時点で、 「もうセビジャーナみたいね、あなた!」とか、 「きみはアンダルーサの空気が漂ってる。」だとか。 顔は醤油顔ではないが、決してスペイン人ほど濃くもなく、 見ればすぐにわかる日本人顔でもあり(中国人とか韓国人には間違えられない)、 じゃあ何が??? と思ったが多分答えは簡単。。。 ★天然パーマ(くりっくりです) ★立派な胸板と骨盤 ★なぜかプリプリ歩いている(昔から言われる。尻が出てるんだな。。。) この辺じゃないかと。 後ろから見たら絶対に日本人だとはわからない自信はある。 ってどーでもいいんだけど、そんなこんなですごい話しかけられやすい。 おばあちゃんは後半、ちょっとウルウルしていた。 15~16年前に22歳の娘さんを亡くし、 旦那さんに数年前に他界されたそうで、 独り身なんだそう。 だからこうして、寒い日にはこのカフェテリア、 温かい日には数十メートル先にあるもう一軒のカフェテリアのテラスにいるんだって。 みんなとお友達で、ここは温かい人がまだまだたくさんいるから(昔のほうがもっとよかったって言ってたなぁ、おばあちゃん。)寂しくないんだって。 いいところだね、セビージャ。 おばあちゃん:「きょうは、あなたがここに座る前、ちょうどなんだか暗い気持ちになりかけて寂しくなってたんだけど、あなたが入ってきてここに座ってくれて目を見たとたん、なんだか楽しくなってきちゃったわ。あなたとっても楽しい子ね!わたしね、コンチータって言うの。いつでもいるから声かけてちょうだいね!きょうはきっと、天国の娘が寂しそうにしているわたしにあなたを連れてきてくれたのね。ありがとう、インマ!(娘さんの名前)」 と、天に向かってキスを投げた。 あんまりわたし、人の役に立った事はない人生だが、、、(仕事で世の中に楽しいイラストを提供していることには喜びを感じているけれど(笑)) おばあちゃんにそう言ってもらえて、 ここに入ってお茶飲んでよかったなーって思った。 わたしも一緒に天に向かって投げキッスをしておいた。 おばあちゃん:「あなた、アンダルシア弁も上手にしゃべるのねー。住んで長いの?」 なんて言われたので、 「セビージャのイケてる男と(語弊あり)結婚してるのよ。」 と、日本ではいい男が見つからなかったので日本から逃げてきましたといったら、 また爆笑。 「そうよそうよ!セビ-じゃの男はなかなかいいでしょう!あたしの旦那もほんとイイ男だったのよ!でもあなた、若いしかわいいし日本でもモテモテだったんじゃないの?」 とおばあちゃん。 「残念ながらね、日本は可憐なお花のような女の子がモテるのよ。こういうグラマーな(またまた語弊あり)、ガンガンしゃべる熱い子はね、輸出されるの、海外に。」 おばあちゃん、また爆笑。 かんかん:「あ、しかもわたし、若くないよ!」 おばあちゃん:「でもお肌つるつるじゃない。あぁでも日本人って若く見えるっていうわね、たしかに。」 かんかん:「そそ、笑わないからね、シワができないの(笑)。」 おばあちゃん:「あーーーはは!!あなたほんと、おっかしいわね。さっきまで寂しかったのがウソみたい。あ~ははは!!」 そしてバンバン!と肩を叩かれた。。。 案外おばあちゃん、力、強ス。。。 そんなこんなで家でカフェテリア気分を味わいつつも、 外でお茶をする醍醐味というのは新しい出会い。 コンチータがどっちかのカフェテリアにいると思うと、 また町にお出かけするのがちょっと楽しみになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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