テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:つれづれ
しばらくぶりです。
子供の頃から作文や日記は好きだったけど、 日々衝撃的なネタが無いと、 どうも筆無精になりがちですわっ。 いや、もしかしたら衝撃的なネタは転がっているのに、 慣れてしまっている自分がいるのかも?? この横にいるホセ子と暮らして1年が経つのかと、 なんか案外短いんだなと思うこのごろ。 2003年に出会ったあの頃は、 ま~~さか結婚なんてと思っていたけれど、 こうして結婚して一緒に住んでいると、 ふむ、我ながらいい旦那を選んだと1人で感心しているのです。 もうじき1周年を記念して、 振り返り日記を書こうと思うのです。 朝食は必ずわたしより早く起きて準備してくれるし、 よくハタキをかけているし、 床もよく掃除してくれてるし、 台所のIHの焦げ付きなんかも気付いたらピカピカにしてくれています。 洗濯物も干したり取り入れたり、 そういうことが好きだと本人は言っています。 わたしの仕事の資料がちらかっていると、 「これはいるの?これは?これは??」 と整頓してくれます。 触るなといったところは触らない子です(笑)。 シャンプーして濡れた髪のままボケッと座っていると、 美容院のようにタオルドライしにきてくれます。 寝る前は太い足のマッサージもしてくれますが、 これはあんまり効果なし。。。 わたしのチャリンコのタイヤの空気チェックも勝手にやっていて、 気になったらシュポシュポと空気を入れて満足そうにしています。 一度わたしは、こんなにグータラやっていたらそのうち旦那に捨てられるんじゃないかと危機を感じ、こう言ったことがあります。 「ねぇ。ほんっっと、やる気の無い奥さんもらって失敗したとか思ってるでしょ。くくくくっ。すいませんね、毎日どうもありがとう。感謝してます。ぺこり。」 ホセ子は、 「好きでやってるからいいの。昔からそうだし。」 と言って、わたしの頭のてっぺんにある自慢のお団子ヘアのお団子部分を握りつぶしながらうれしそうにしていました。 と.... これに甘えてちゃまずいんだよな??? と思い、トイレ掃除をしてみたら(意味不明)、 必要以上に褒められ、熱でもあるのかと心配され、 肩もみされました。。。 完全に「妻」として終了している予感。 ま、いいか。よくないか。いいんだろうか?どうなの??? ...と今回の日記はもうすぐ1周年なので夫婦の在り方を自分に問うてみました。が、結局わかりません!!(爆) 結婚前、結婚願望が全くなかったわたしの理想の旦那といえば、 「自分の事は自分でやる手のかからない男。自分と常に対等な男。」 でした。(笑) あれこれ奥さんが注意しなくちゃいけないとか、 脱ぎっぱなしのものを奥さんが片付けるだとか、 言わなきゃ手伝ってくれないとか(言っても手伝ってくれないのは論外)、 ちょっとでも「女なんだから...云々」とマイナスな意味で女扱いする旦那だとか、 自分の価値観を押し付けてくる旦那だとか、 まぁそれは自分の事を棚に上げて理想だけは高かった気がします。 で、もちろん、 見てきた男はどれもこれも、上記のどれかしらには当てはまってしまう男ばかりで、結婚はあきらめていたのでした。 ま、自分一人のほうが気楽だわな。と解脱してました。(爆) とまぁ解脱していたんですけど、ふと横を見ると、 この人がいたんですねぇ。 でも、友達だし、スペイン人だし、スペインに住んでるし。。。と、 自分の中で勝手に消去してました。(すいません、ホセ子。) でも、自分で勝手に作っていたバリアを取り除くと、 案外このホセ子がベストパートナーだということに気付きました。 でもこのバリアが、案外クセモノだった訳で。 国際結婚、スペイン居住、これで家族と大冷戦を1年以上。 精神的に参り、カウンセリングに通い、 割とハイペースでお酒を飲み、 ホセ子にも当たり散らし、 やっぱり1人で生きていこうと決めたことも。 だけど、自分の事しか考えていない自分に気付かされた、ホセ子の応援。 1人、ベッドの中ででピィピィ泣いていたときも、 ホセ子はスカイプ(ネットのカメラ付き電話)をつないだまま、 日本の朝がやってくるまで枕元でカメラ越しにわたしの寝息を聞いていたり、 飲みに行って家に帰りたくなくなったときも、 携帯に国際電話をかけてきて、 地元の駅からおうちの家のドアに到着するまでアブナイからといってつないでいてくれたり、 カメラ越しにホセ子のパパやママ、おばあちゃんを登場させてくれて、 家族中で応援してくれたり、 思い出は山ほどです。 極めつけは、 「もうわたし消える!!!」 と、精神的に追いつめられ泣いてアホになっていたとき、 「消える前に、ちょっとスペイン来てみない??」 と言われて拍子抜けして、そうか、どうせ消えるならスペインに行っておこうと思えたり。(なんて単純なんだ。。。) まぁあれこれありました。 「スペインにきたら絶対楽しいことたくさんあるよ、毎日!」 とホセ子。 そんなはずはないとダダをこねていたわたしに、 絶対約束する、神に誓うと言ったホセ子。 実際ホセ子はほんとうによくしてくれて、 毎日笑わない日はないかもしれません。 意味不明に怒っている(癇癪起こしてる?笑)ときはありますが、わたし。 それも理解してくれて寛大に受け止めてくれているホセ子に感謝の気持ちをこめて、 1周年記念は何かサプライズをと思ってます。 が、 まったく物欲など無いホセ子になにをしてあげたら喜んでくれるのか検討がつきません。。。 アイディア募集中です。 さて、夕飯の時間です。 鮭でも焼いてきます。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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