カテゴリ:家
今日なんてもう家の中でちょっと長袖を着ちゃってるかんかんです。
秋です。 こないだまで45度とかあったあの灼熱なセビージャは幻だったのかと思えるほど。 春夏秋冬が日本と同じようにあるここは、 特に日本人は住みやすいのかも、と、改めて思うわけです。 来月は結婚記念日、 再来月は誕生日、 その次の月はクリスマスで、 あっという間にニューイヤー!!! 早いなーおい!! さてさて、かんかんはみなさんもご存知の通りイラストレーター&グラフィックデザイナーですが、東京ほどとくにセビージャはイラスト、デザインなどにこだわりのある土地ではないようで、相変わらず町で見かけるポスターやお店の看板、ロゴ、雑誌などのイラストやお菓子のパッケージのデザインは世界的に見ても微妙な国です。 たぶんこだわりがないんだよね。 他社との競争が日本ほど激しくもなさそうだし、 どれもなんかヌルい&ユルい。(笑) 全く持ってイラストレーター、デザイナーとしてやりがいを感じなさそーな環境と、 あんまり発展を望んでいなさそーな国民性で、 やっぱりこの職業は日本で(またはその他先進国)の需要がダントツです。 ま、そもそもスペインでどうこうしようと思ってなかったのですが、 どこかでアーティストとしてカラめればいいなという思いはちょくちょくあり、 なんか秋だししてみるか。。。ということで、 なんと、約10年ぶりに筆と絵の具とキャンバスを美大脇の画材屋で調達し、 絵画してみました!!!!(笑) "TORORROSA"(トロロッサ/ピンクの闘牛)60x60cm 綿キャンバス アクリルガッシュ 制作時間:4時間 2008 KANKAN 本当は平和に暮らしたかった、争いごとの嫌いな平和を誰よりも愛する牛のお話。 闘牛場の扉は開かれ、町で一番人気の若手闘牛士カルロスの晴れ舞台へ、 勢いよく地を蹴り入場していく牛。 自分は今日で最後だと知りながら、この瞬間誰よりも平和を願っています。 その思いが、迫力のある吸い込まれそうな黒い体をピンク色に変えました。 ....とまあ、そんなところです。(笑) そんな感じを描いてみました。 いまうちのリビングにかけられており、 異様な雰囲気を放ちまくっています。 しかしあれですね、いつもペンやパソコンと向き合って絵を描いているので、 たまにこうして筆をとって絵の具を混ぜて大きなキャンバスに向かっていると、 予備校時代や美大生時代の思い出がフラッシュバックしました。 そしてあらためて、 アナログもやっぱしいいな!と、ちょっとしばらく画家になろうかと思った次第。(笑) ここセビージャではデジタル作家より、アナログ作家のほうがまだまだ共感してもらえそうな環境だし。。。 秋です。 窓を開けて鳥の声や秋の空気を感じながら、 みなさんも絵画とか楽器演奏とかどうですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[家] カテゴリの最新記事
|
|