1683796 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

口出し・その弐

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008年10月17日
XML
カテゴリ:感じたこととか...
私の9月の夏休み、(結局行けなかった)ソロキャンで読もうと思って買った、馳星周氏の最新2作を読み終わりました。

P1010738

通勤電車が主な読書時間であり、10分前後で乗り換えて、20分で職場最寄り駅に着いてしまうので、

案外と長く楽しめたように思います。


馳氏の作品がハッピーエンドであることは、ほとんどありません。 

今回の「やつらを高く吊せ」 、「9・11倶楽部」も、ほぼそうです。

どちらかというと、前者の「やつらを高く吊せ」 はまだハッピーエンドに近いのですが、

これぞ馳氏という感じ、ノワール臭バリバリな、ダークなドライブ感があり、そんな世界に"中毒"して、

埋没していく主人公の姿を描ききって完結しています。

 

後者の「9・11倶楽部」は、都内で逞しく暮らす中華系の不法滞在労働者の孤児たちと、

過去の惨劇で(題名から分かりますでしょうか、地下鉄サリンです)、妻子を失った過去を持つ

主人公である救急救命士が、はじめはギャングと化した孤児たちに襲われる格好だったのに、

いつのまにか孤児たちを助け、手料理さえ作ってやり、、、

やがて失った我が子の面影を孤児たちに重ねてしまって、法に触れ裏社会にも追われ、

孤児たちと共に逃亡者へと身を窶してしまう。。。

何と、逃亡中にキャンプに、行ってしまうという情景もあります。

そんな中で孤児たちにに抱く、「愚直なまでの父性」が、ダークな中にもあたたかく描写されています。

なぜか、以前泣きに泣いてしまった映画、『アイ・アム・サム』(I am Sam)を思い出してしまい、

心に刺さりました。

知的障害を持つ父親と、幼い娘との純粋な愛をビートルズの曲とともに描いた感動作でしたね。


あ、私的には、「やつらを高く吊せ」はR-18指定かなということも、申し添えます(^_^;)

 


さて、やっと読書感想文も提出できたし、次は10月最終の土日に、

無事にソロキャン、ソロツーリングに旅立てるかが関心事になりつつあります。

 

君がいい子だと、パパが山へ行ける可能性が40%アップ。

DSC_1469

そう言われたのが分かったのかな、ちょっと怒ってますね (^_^;)

 


でもホントのところ、君たちが風邪引いたりしないかの方が、

DSC_1471

パパが旅立てるかどうかのキャスティングボードを握っているのです。

DSC_1472

どうかあと二週間、風邪引いたりしないでね(^_^;)


にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村 アウトドアブログ
 


バナーをクリックしていただけると、たいへん励みになります。
お時間のない中、申し訳ありませんが、ページの読み込みが完了するまで
見届けていただけますと うれしいです!

 
人気ブログランキング
人気ブログランキング

 


Missyのデキゴトにもぜひいってくださいね♪
手書きハート
 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年10月17日 06時02分11秒
[感じたこととか...] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X