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気が向くままにあるがまま

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2006年12月13日
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カテゴリ:私生活

毎年恒例の「今年の漢字」
2006年は、
 
   「命」

だそうです。
どうやら、
“悠仁様”誕生のお祝い気分よりも、
いじめによる自殺や、飲酒運転の悲惨から

 「命の重みを痛感した年」

という理由が多かったのだとか・・・・。

考えさせられるのは、
人間にとって一番大切と思われる「命」を、
自殺や事故など負の要因から痛感しなくてはいけない現代の流れ。
そんな流れをどうしても憂いてしまうのです。

そんな中、今日の読売新聞、
 
  「編集手帳」

の欄に、こんな詩が紹介されていました。

  吉野 弘著  「贈るうた」ヨリ、

「生命は」という一編です。

    生命は
    自分自身で完結できないように
    つくられているらしい

    生命は
    その中に欠如を抱き
    それを他者から満たしてもらうのだ

    私も あるとき
    誰かのための虻だったろう
    あなたもあるとき 私のための風だったかもしれない


編集手帳にはこうも書いてありました。

    めしべとおしべがありさえすれば
    花に新しい命が生まれるものではない。
    (中略)生きてくれていれば、
    明日か、あるいは何年か後に、
    互いに「花」になり、「風」になり、
    人生の夜道に灯をともし、ともされる誰かが現れただろう。
と。

自分の命が尽きることで、
悲しむ人がいてくれる。
その思いは、絶望の淵に追いやられた人間の
光にはならないだろうか・・・・。
きっとなりえるはず。

もちろん、軽々しいことは言えませんし、
そういう絶望を経験していないのだから、なんとでも言える。
と、そう言われれば、その通りです。
が、しかし、
残された人間の絶望はもっと深くなるのだということは
少なからず理解できるのです。
私の死を悼む人がいてくれる。
それだけで、生きていける。
私はそう思う。
大切な人の大切な人であれれば、
意地でも生きていきます。
死んではダメです。
それは、解るのです。

編集手帳、すごいです。
私、大好きで、
中の記事は読まなくとも、
コレだけは必ず読みます。
今日の編集手帳も、もちろんスクラップ確実。

読売新聞、お読みの方。
私の拙い解説よりも
ずっと心に響きます。
どうぞ、読んでみてください。
では。






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最終更新日  2006年12月13日 18時52分58秒
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