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ロダンとカリエール展に行ってきた。ロダンの愛人だったカミーユ・クローデルの方が好きだけれどカリエールが好きだから、疲れていたけれど行ってきた。 御茶ノ水の歯医者から信濃町の病院にお見舞いに行って、その帰りに上野の西洋美術館へ廻った。偶然、ホテルオークラに就職の決まった生徒から電話が入りカフェで合流。アトレにいる生徒の所にも顔を出して、ブーケを買って帰る。 私の生徒たちは、みんなとてもステキだ。今日の二人の男の子達も、まっすぐに物事を受け止められる。自分の言葉で思いを伝えられる。そして大人だ。 いい加減で不調法であることが、ワカモノらしさだ、と勘違いしているバカモノ達が大勢いる。バカモノと敢えて書いたのは、余裕あるぶりを誇示する話の解るらしい中年達をも含めているからだ。若いやつの中にも、本当は解っていても食べれる・・・、なぁんてワカモノぶっちゃっているバカもいる。 言葉は生き物だから、らぬきは大した問題じゃない。現に紫式部の言葉でなんて誰も話しちゃいない。 その姿勢が問題だ。それこそがイヤなんだ。もっと大人になろうよ。 私は小さな子供でも、大人であることを要求しているのかも知れない。でもちゃんと、応えてくれる。思いは必ず伝わる。だから、低次元なふるまいは誰もしない。楽しくないから。バカモノはいない。若者はいるけど。ぶらなくったって、正真正銘若者だから。 ロダンとカリエールがそうであったように、舟越保武と松本竣介がそうであったように、同じ時代に生まれた事だけでも奇跡なのに巡り合えたなんて、天文学的奇跡だ。 だから私は、無条件に感謝する。愛しい生徒たちに。そしてここで巡り会えた人達に。
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