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カテゴリ:映画関係
哄う合戦屋北沢秋/著 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 天文十八年(一五四九年)。武田と長尾に挟まれ、 土豪が割拠する中信濃。 山深い名もなき城に、不幸なまでの才を持つ孤高の合戦屋がいた─。 「もはや拙者には、富貴も要らぬ、栄華も要らぬ。 願うはただ、殿を天下人にすることのみでごさる」。 この表紙と良い「のぼうの城」の読者と獲得しようと思ってるのは 分かってたんですが でも、興味があって、読んでみました。 北沢さんは、この作品が一作品目ということで そうか・・・大したもんだな・・・と、感服しますね。 ただ、説明が多過ぎて もっと削ぐ場所があるとは思ったんですけどね。 でも、面白かったですよ。 一匹狼の一徹が とても博識があって 尚かつ、合戦の知恵は素晴らしく しかし小鳥を愛し、精魂込めて育てる姿。 いかに人を殺さずに 味方を減らさずに合理的に戦うか? そして最後は非合理的に終る。 人間って、つき動かされる物だな・・・と、 最後に人間らしくなったり、 一徹の主人に恵まれない悲壮感もあったりで、 才能あふれる者が、いかに大変か? 想像してしまう部分もありました。 ご興味のある方 どうぞお読みになって下さい。 荒削りだけど、この作者の本また読みたくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月10日 21時33分50秒
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