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カテゴリ:日常の徒然
出勤前に日刊スポーツを購入。
一面に「浜崎あゆみ 耳が聞こえない」のでっかい見出し。 あーーついに? 電車の中で向かい側に座った女の子3人組、 かなり声高に車内でおしゃべりしてたけど 新聞の1面の文字に目が言った瞬間 黙り込んで目を見合わせて「驚ッ!」。 ちょっと日刊のタイトルも大げさだけどね、 正しくは「左耳が…」だから。 おお見出しの横にちょこっとあるだけだから この文字だと「両耳とも駄目」に見えちゃうものね。 センセーショナリズムをあおるこの手のやり方、 売れれば他人の身におきた不幸だろうがなんだろうが関係ないという その手の輩が 「青朝龍問題」 「時津風問題」 「C型肝炎問題」なんかで正義を振りかざす馬鹿らしさ。 彼女は以前も一度突発性難聴でステージをキャンセルしたことがあったはず。 あー、あったその記述。 この紙面では突発性聴覚障害ってかいてるけど、 おそらくは突発性難聴が完全難聴になってしまったんだね。 どうして僕が以前のことを覚えているかって? その半年後位に僕も突発性難聴で苦しむことになったから。 それはともかく 彼女はその時からおそらく左耳の聴力をかなり失っていたんだろうなぁ。 耳鳴りもあったのだろうか? 僕は右耳がいっちゃって、 聴力はほぼ4分の1程度まで低下、 その上ずーーーーーーーーっと耳鳴りが続いてる状態。 シンガーが片方失うって言うのは厳しいんだろうな。 耳鳴りがないといいね。 耳鳴りはつらいよ。 意識がある間はずっと鳴っていて、気が変に成るんじゃないかと思うから。 死にたくなるから。 僕も2回程本気で死のうとしたことあるものなぁ。 辛かった。 勿論今も当時と全く同じ様に耳鳴りに苦しんでいるけどね。 でももう死のうとは思わない。 なんとか乗り越えてきた。 今回のニュースで著名人の中にいる同じ苦しみを味わった人達が出てきて 色々語ってるのを聞いて、 「あぁそうだった。そういう気持ちに追い込まれていったんだ」っていう仲間意識っていうか そういう連帯感みたいなものを感じたな。 たとえば、S・E・N・Sというユニットの男性の人、深浦昭彦氏や ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が 語っている言葉、症状についてではなくて 外から見てもわからないこの病に冒された時に陥る精神状態について語る言葉に とても激しく同意してたなぁ。 シンガーとしての浜崎あゆみには特段のシンパシーもないし、 歌についてもほとんどちゃんと聞いたことがないから なんともいえないけれど、 これから大きなハンデキャップと戦っていく姿には 「お互い厳しいときもあるけどがんばろうね」と言いたいし、 「残った耳は大事にしようなぁー」って声をかけてやりたい気持ちだな。 それにしてもここの所「突発性難聴」になる人がすごく増えてるってデータ、 ニュースで見たけれど、 もともと治療法が見つかってないこの病気、 およその原因として挙げられている「ストレス」「過労」、 確かに昔に比べると格段と増えているプレッシャーの強い現代社会では 昔より罹患率が高くなるのも頷けるね。 これを呼んでいるそこの貴方、貴女。 ストレスをうまく緩和しないといつなるか判らないですから、気をつけておくんなさいよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 9, 2008 04:58:45 AM
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