|
カテゴリ:calcio
久しぶりに仕事関係のネタです。
サッカーですが。 昔のトヨタカップがトヨタクラブ選手権なるものに姿を変えて4年ですか? 初年度はJクラブの出場なし。 一番の話題は 三浦知良選手が横浜FCから期間限定でシドニーFCへ移籍して出場。 次の年は岩本輝男選手が所属クラブなしからこの大会の為だけに オークランド(か何か)に加入。 やはりJクラブはなし。 大会の目玉はやっぱり決勝だけという「殆どトヨタカップ」状態だったのですが。 昨年の大会でAFCで浦和レッズが優勝したおかげで Jクラブが出ると盛り上がるというのが はっきりして。 で、今年はガンバ大阪。 まぁ1ファンとしては鹿島アントラーズに何とか決勝まで言ってもらいたかったですけど それでも準決勝でマンチェスターユナイテッドとの対戦は 「攻撃サッカー」を標榜するだけに ガンバの戦い方、戦いっぷりに注目してました。 (っていうか注目せざるを得なかったんですけど、後半パート担当だったので) ガンバは佐々木、二川が怪我でスタメンを外れてましたが可能な限りのベストメンバー マンチェスターはルーニーがベンチスタート。 試合の細かな内容についてはこちらご参照していただくとして 試合結果は ガンバ大阪3対5マンチェスター・ユナイテッド 翌日の新聞も(当日のテレビも含めて)ガンバ善戦したというテンスの記事でしたね。 まぁそうともいえるんでしょうけど。 本当は。 違うんじゃないかな…。 前半スローで入ったマンチェスターに対し ボールを持つことができたガンバは ダイレクトのショートバスやサイドチェンジを駆使して 相手のバイタルエリアに何度も進入しましたが ボックス内では大きなチャンスを演出することはできませんでした。 15分過ぎからは相手のやり方を見極めたマンチェスターが ガンバのボール保持者へのプレスを早めてきて、 それまで何本もつながっていたパスが2、3本目辺りで簡単にカットされるようになります。 そこからガンバの1・5倍の距離とスピードのパスがダイレクトでつながって 一気にガンバのバイタルエリアに対しスピードで圧倒しながら侵入してきて 鋭いシュートをバンバン枠へ飛ばし始める。 上のリンク先を見てもらっても判る通り前半20分過ぎからはほぼマンチェスターしかチャンスを作ってません。 その結果得たCK2本からHDで2点。 これが前半。 後半立ち上がりマンチェスターはまたスローに戻って相手のボールので場所だけをケアしながら 点を取りに来ざるを得ないガンバの様子をしっかり見てる試合展開。 問題はここから。 10分過ぎに決勝を見越してという部分も大いにあるだろうルーニー投入。 ここで一瞬マンチェスターの選手の集中が切れた。 その隙を突いて山崎の素晴らしいゴールが決まり1対2。 実にスピード感のあるアタックとパスワーク。シュートも素晴らしかったですね。 結局この得点差1というのがこの試合の中で最も少ない得点差でした。 しかし、 その直後、 交代して入ったばかりのルーニーに決められてまた2点差。 それから4分の間に2点取られて1対5.あっという間に4点差。 こうなったら余程の事があってもまず負ける筈が無いマンチェスターにゆるみが出た。 だから半ば「やけくそ」的( くさしたりする意味ではありませんよ) に攻め込むガンバを受ける試合運びになる。 ガンバの責める気持ちもなえないから そうなれば自陣不覚まで持ち込まれる回数も決して少なくないわけですね。 で、PKのプレゼント。 あのハンドの判定もこれがJクラブの試合でもなく日本開催ではなく、 というホームの要素がなければ果たしてとってもらえたかどうかはかなり疑問。 遠藤のコロコロPK、僕も決めてくれないかな?と期待してたけど やっぱり世界のファン・デルサール。 とめられはせずとも「スーパーむかつく」コロコロをけらせなかったのはさすが。 これで2対5. 試合終了間際、すばやいカウンターと流れるパスワークから 橋本がビューティフルゴールを決めて3対5 会場も テレビ観戦の人も、 僕らの様にニュース作ってた日本中のスポーツニュース関係者も盛り上がったんですが (僕の場合は盛り上がりつつも 「後半だけで6点って何だよ!尺が足んないですけど…汗」 という意味でもテンションあがってましたが) まぁ大汗かきながら何とか間に合わせてほっとしながら考えたんですけど。 結局はガンバ1対3マンチェスターという試合だったんぢゃね? 3点目が入ったからこそ4、5点目があった。 5点目が入ったから2,3点目があった。 やっぱり前半20分過ぎのマンチェスターのアタック。 あれでも多分目一杯は行ってない。 それでもあれだから「世界基準・最高レベル」ってのは果てしない。 見てる人間より戦ってる選手は一番感じてるでしょうね。 試合後の遠藤選手のインタビュー。 「世界との差は見ているよりもあったと思う。差は小さくて大きい。」 これがやっぱり本当の実感だろうな。 でも、この大会に毎年で続けていくことで 日本の選手がヨーロッパのクラブに移籍できなくても 体感できる大事なチャンスになりそうだし。 どのクラブにも出続けてもらいたいものですね。 それにしてもC・ロナウドとマッチアップした安田選手、楽しそうでしたな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 27, 2008 11:20:52 PM
[calcio] カテゴリの最新記事
|