カテゴリ:日記
ここ数日、毎日が辛かった。
体調不良から完全に復活していないけれど、なすべき家事は山のよう。 児童館も春休みになってしまったので、活動がなく外出する用もない。 体力もないので家で休もうと思っても、まなてぃーは遊びたがるので休むこともできない。 それ以上に大変だったのはレミ。 とにかく泣く。 抱いているか、おっぱいをあげているか、おっぱいを飲みながら寝入ってしまうか。 そのとき以外は泣いている。 トイレに行こうにも、床に座らせようとした時点で泣く上、座ろうとしない。 仕方ないので床に横にすると、大声で泣きわめく。 抱き上げてもしばらくは怒って泣いている。 おんぶで過ごしていても、しばらくするとおっぱいを求めてなく。 おっぱいを飲んで寝ても、すぐに起きてしまう。 何もできないのに時間だけが過ぎていく。 本当に1日中抱っこしている感じだ。 どうしてこんなに辛いんだろう。 数ヶ月前に受けた保健所での「子育てセミナー」で講師の先生が言っていた事を思い出す。 ・育児はそもそも大変な労働。育児の負担を分かち合う家族、親戚が近くにいないのが現代。 育児が辛い時期には波があって、波が高いとき、低いとき、交互に来る。その最中にあって「しんどい時期もいつかは終わる」と言われても、感情的には受け入れがたい。 ・今の子育て世代(20~30代)は成長する過程で「能率的に」「効率的に」行動するようにと教えられている。そもそも育児は効率や能率とは正反対のもの。自分達が培ってきた価値観と育児という作業が相容れない。 ・子供を甘えさせていると、自分も甘えたくなる。でも母親が甘えられる相手がなかなかいない。実の母親にさえ「心配をかけなくないから」と相談できない人が増えている。児童虐待のケースを見ると、甘えられない子供(母親)が子供に意地悪をしているというような図が見えることもある。 ・現代は「自己実現」を重要視するが、育児は「自己犠牲」がベースにある。自己実現を是とされてきた世代が、自己犠牲を余儀なくされるとき、ストレスが生じる。 ・子育て世代は学生時代に「いじめ」をリアルに体験してきている。ママ仲間との人間関係に過敏になりがちであり、表面的には和やかに付き合っても、本音を見せられる仲間が少ない。 などなど。 保健所が開いたセミナー、講師の方の話のあと、みんなで育児で辛かったことなどを率直に話す時間があった。 初対面の人達でも(だからこそか)、「辛い」ということを共感しあうだけで、心が軽くなった。 ともあれ、レミに振り回されるような日々。 まなてぃーとも十分に遊べない。 私もイライラが募る。 レミが「ひとみしり」「後追い(母親の姿が見えないと不安になり、追いかける。成長すれば母親の姿が見えなくても母親が存在することを理解するようになる)」の時期に入っているのに気がつくのに数日かかった。 気がつけば、レミも8ヶ月近い。 順調に成長していることの証だ。 「後追い」もせいぜい数ヶ月しか続かない。 理解できると、少しだけ気が楽になった。 子供が成長するにつれ、直面する課題も日々変化する。 自分の弱さや、小ささに落ち込むこともある。 でも、今日一日を乗り切れるように神様に助けを祈り求めよう。 子供を育てるなんて大仕事、1人では担えないのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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