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テーマ:将棋について(1324)
カテゴリ:気になるニュース
将棋界で最も賞金が高い竜王戦。この竜王位に現在君臨しているのが、4連覇中の若きエース渡辺明(23)。対して今年の挑戦者となったのが、将棋界のスーパースター羽生善治四冠(名人・棋聖・王座・王将)(37)。
その注目の第21期竜王戦第一局が、18、19日にフランス・パリで開幕しました。結果は末尾で触れるとして、このシリーズ(先に4勝した方が竜王)は、とにかくすごいことになっています。 何がすごいかというと、今回どちらかが先に4勝して竜王位に就くと、同時に永世竜王の称号(引退時に名乗ることができる名誉称号)も獲得することができるのです。 この「永世竜王」の獲得条件は、(1)5期連続、ないし(2)通算7期の獲得であり、渡辺は前者にリーチ、羽生は後者にリーチしているのです。ちなみに、「永世竜王」の称号を獲得した棋士はまだいません。 注目度が高く、インターネットによるライブ中継も豪華でした。佐藤棋王らによる解説や、「ウェブ進化論」で有名な梅田望夫さんの観戦記などが対局の経過とともに掲載されました。ファンにはたまりませんなぁ。眠い目をこすりながら(向こうは7時間の時差があるので・・・)、戦況を見つめましたが。 結果は・・・。 92手までで羽生四冠の勝ち。パリ対決を制し、幸先の良い1勝を挙げました。第2局は、10月30、31日に洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラスで行われます。史上初の永世竜王誕生が迫り、今後も目が離せません。 【ご参考】 ★竜王戦公式ブログ ★過去の竜王(ウィキペディア、下の方)
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