|
カテゴリ:ビジネス書
以前読んだ「カエルを食べてしまえ」が面白かったので、トレーシーの本をもう一冊読んでみました。すでに絶版のようなので、買うのは難しい希少本です。「フォーカル・ポイント」は訳すと「焦点」の意味。本書は「人生の多くの目標の中で優先順位を決め、重要度の高い目標から集中して取り組もう」ということが書かれています。 ご存知かもしれませんが、80-20の法則が引き合いに出されていたのが興味深いです。たとえば、売り上げの8割は2割の商品で成り立っているとか、会社の業績の8割は2割の社員で達成しているというものです。自分にとって何が重要なのか、人生の焦点をきちんと絞れるようになりたいものです。 参考になった内容 ◆重要でないことはやらない。よく考えて、他の活動ほど有益でないなら、その活動は減らすかやめてしまう。そうしないと、あなたがほんとうにやりたいことに全力を注ぎたい時、思いがけず害をもたらすこともある。 ◆人生で成功した人には、人生をよりよくするための習慣があるものだ。目指す結果に到達できない不幸せな人には、仕事に失敗し、人生の成功を阻む習慣ある。 ◆あなたの能力を最大限に引き出すためには、常に、将来を意識する「未来志向」の姿勢を保つことが肝心だ。この姿勢は、仕事や社会やプライベートで、人の上に立ち大きな責任を担う立場のリーダーたちに、ほぼ共通して見られる特徴である。(中略)そう、リーダーたちはビジョンを持っているのだ。 ◆成功した人に見られる二つ目のプログラムは、「目標志向」である。成功者は、自分の目標とそこに到達する方法についてばかり考えている。だが、成功できない人たちは、自分の抱える問題について否定的に考え、他人を批判したり、文句を言ったり、言い訳ばかりしている。 ◆人生とは、ランチタイムのビュッフェのようなものだ。つまり、人生はセルフサービスなのである。誰かがあなたの人生を持ってきてくれるわけではない。(中略)人生というビュッフェで、手に入れたいものを必ず手に入れるには、(中略)まず行列に並ぶこと。自分がやる仕事で秀でた存在になると決意して、行列に並ぼう。(中略)次に、その行列に並び続けよう。 自己採点 85点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ビジネス書] カテゴリの最新記事
|