毎日大変生活

美術館に行った。

絵をいっぱい見た。

なつかしい絵たちがそこにあった。

絵が好きだった
小学校の頃の私を思い出した。
学生時代の私を思い出した。

モネのスイレンの絵を眺めていた私。
ミロが好きだった頃の私。

近くに小学校があって、
そこに、スイレンの池があった。
「モネの絵、みたい。。」そう思っていた小学生の私を思い出した。

小学生の時、一人で、よくそこに行って水面やスイレンの葉を眺めていた。


そこには、毎週、土曜日に絵の先生が生徒を連れて来ておられた。

絵が出来上がって、先生に見てもらっている子たちの横で、私も先生の話を聞いていた。

毎週、毎週、それが楽しみだった。
（今、思えば、変な子どもですね。。）

ある日、その先生が、私に、
「今度、絵の具を持ってきて、あなたも描きなさい。」
と声がかかった。

なんていう名前の先生かも知らないし、
どこの教室かも知らなかった。

１年くらい行ったある日、
誰も小学校に来なくなった。

毎週行っても、誰もいないので、
多分、絵を描くところを変えられたのだと思う。

ショックだった。。

何も知らない私は、
絵の具と画用紙を持って、
一人で描いていた。

小学校では、図工の時間が大好きだった。

中学校になって、
美術部に入りたいと思って、
美術部の部屋に行った。

薄暗い中で、彫刻やらあって、
大きなキャンパスに、油絵で描いている人たちをみて、
たじろんだ私は、こわくなって入らなかった。

いろんな事を思い出した美術館の空間だった。

ゴーギャンの絵があった。

『我々はどこから来たか？我々とは何か？我々はどこへ行くのか？』

ゴーギャン最後の絵だった。


幸せを求めて、タヒチに渡ったゴーギャンが、
結局、そこにも自分の求める物がなかった。

「しあわせの青い鳥」みたいに思った。

今ある幸せ。
目の前にある幸せ。
心の中にある幸せ。

そんな幸せを大切にして行こう。
と思った。

しあわせは、それを目的にすると、
手に入らないもんだね。

って言葉が、しんみりと私の胸に入って行った。

私を思い出させてくれた絵たち、ありがとう。

そして、そんな機会を持てたことに、
すごく、感謝します。
ありがとう。


この数日、プロバイダーの工事で
インターネットの繋がりが悪く、
ＰＣが故障かと思っていたけど、
今日から、調子よくなった。
良かった♪