カテゴリ:受験
今日、中3のお母さんが来られた。
部活が、毎日、8:00~18:00。 夏期講習に参加したいけれど、出来ない。 α~ (ー.ー") ンーー これは、なんでも、やりすぎじゃないっすか? 去年は、もっと長かった。 顧問が変わって、短くなったのは知っている。 部活の時間表には、「稽古事を優先するように。」 と注意書きが書いてある。 でも、途中で抜けられる状態ではない。 時間通り練習して、帰宅後、勉強している子はたくさんいる。 でも、この夏、この夏が勝負の子は、 この夏、集中的に、絶対に!!勉強しなければいけない。 部活も大切だろう。 でも、勉強もそれと同様に大切!! 部活の顧問は、 「今年は練習時間が長すぎたから、来年は短くしよう。」と 考えることも出来るだろう。 でも、今の中3にとって、 この夏休みは、一生で、一回しかない。 顧問の先生は、 子どもたちのかけがえの無い時間を、もっと大切に考えてやって欲しい。 親は、どうすればいいのか。 「うちの子どもが気が弱いから。。」 って問題じゃない。 みんなが盛り上がっている時に、「帰ります。」って、 大人だって言いにくい。 大人に出来ない事を子どもに要求するのは、無理。 ここは、親の出番。 真剣に、顧問の先生と相談すべき。 過保護でもなんでもない。 たとえ、 過保護と言われようがかまわない。 時間は、待ってくれない。 何を優先するのかを教えるのも人生の大切な選択。 ~~~~~ 私の息子(陸上部)の場合。 朝の6時から夕方までの練習だった。 クタクタになって帰宅。 体力の限界だった。 本人は、自分だけ帰るわけはいかない。 と言い張る。 私は、部活の時間が長すぎる事を顧問に相談した。 顧問の先生は、 「子どもが、がんばっているのを親が邪魔するのか。」 と言われた。 私は、スポーツ医学の本を読みあさり、 医師にも相談した。 行き着いた本。 著者にも直接相談した。 東京大学に電話させていただいた。 子どものスポーツ・東京大学出版会 著者の武藤先生は、丁寧に助言してくださった。 かかりつけの医師の話も聞いた。 成長期の子どもに、無理な根性練習は百害あって一利なし。 との事。 その後、部活の練習時間は短くなり、全員のお母さんが喜ばれた。 練習時間が短くなっても、全国大会に行く子は行った。 そういうものだと思う。 部活には、いろいろな分野がある。 探せば、練習方法の本が出ているはず。 それを参考に、子どもにも、顧問の先生にも相談するのがいいと思う。 人を説得するには、それなりの勉強が必要。 それが無ければ、単に文句を言っているだけだとみなされる。 いろんなことがあるだろう。 一つ、ひとつが戦い。 勝ち取ろう。 やるときには、やる人間になろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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