カテゴリ:日常
これは、子どもたちから私への誕生日のプレゼントのジグソーパズルです。
そのころ、私はいなくなることばかり考えていました。 でも、 もう一度、自分の夢を叶えようと思った滞在でした。 その年の私の誕生日。 独りだと思っていた私に、 鳥取で高校生、大阪で専門学校に行っていた子どもたちが、 いつのまにか相談していて、このパズルをプレゼントしてくれました。 London 私にとって初めての外国。 子ども達が生まれる前でした。 私はそこで、温かい心に接しました。 こんな私でも生きていていいんだ。 イギリスで、 そんな一番大切な事を教えてもらいました。 その時の英語の温かさが今の私を支えているのだと思います。 多分、その話を子どもにしていたのでしょう。 子ども達は、 「お母さん、お母さんの好きなイギリスや。 これで、時間を過ごしてな。 いつか、みんなでいっしょに行こうな。」 そんなメッセージをくれました。 私は、1人、時間を忘れ、 コツコツとパズルの一片、一片をうめてきました。 子どもたちに、 「出来たよ!!」 って言葉を言いたいがために。。 今年、息子が、Londonに行きます。 自分の足で、かの地に立ちます。 夢に燃えて立ちます。 2年の予定です。 Londonの地よ。 温かく息子を迎えておくれ。 霧で薄汚れた灰色の空も、 遅い春には、いっせいに花咲く公園も、 歴史を刻んだ建物も、 温かく迎えてね。 そして、私が出会ったように、 ステキな人たちに出会えますように。。 ヒースローからタクシーでロンドンに向かうと、ビッグベンが迎えてくれた 。 泣きそうで、不安な気持ちでみた光景。 今はなつかしい光景。 息子はどんな思いでこの建物を見るのだろう。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.05 11:30:02
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