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カテゴリ:教室にて
最近、ぐんぐん成績が伸びている中3クラス。 もともと成績のいいクラスなので、夏休みから長文問題は普通にしている。 一番最初の長文問題は、心温まる文章。 サンタクロースの話だった。 親に反抗ばかりしてしまっている女の子。 今年は、いい子じゃなかったので、 サンタクロースからのプレゼントはないと諦めていた。 どうして自分は親に反抗してしまうんだろう。 自分なんかダメだ。 そう思って迎えたクリスマス。 親に反抗ばかりしている自分の元にサンタクロースからのプレゼントがあった。 信じられない気持ちで開けると、 中から小さな紙切れが。。。 見ると、それは保証書だった。 そこには自分の父親の名前が書いてあった。 サンタクロースの存在は消えたけど、 その代わりに、 反抗している自分でも、 ずっと愛してくれている父親の存在を知ったことがとても嬉しい。 中3はこの文がとても心に残ると言った。 「いい話や・・・この文が今までの中で一番好きです。」 今は、時には、訳のわからない長文がある。 でも、子ども達は 「ま、いろんな文があるから、いいです」 と笑っている。 長文問題。 それは、単に、単語・文法の問題ではなく、 書いた人の心を受け取るものでありたい。 そこから、子ども達の英語力は大きく育っていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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