カテゴリ:家族
ガン告知された場合、次にどのくらい悪いのかを言われる。 そして、転移がないかMRIとか超音波で調べるのが一般的。 手術の方法を3通り示された。 1、温存療法+放射線療法 2、全摘 3、内視鏡手術 1、一般的で、一番勧められる手術方法。 温存療法の件数が高いほど、成績のいい病院と認定される。 2、全摘 ガンが四分の一以上広がっている場合。 放射線療法を望まない患者。 3、内視鏡手術 内視鏡で患部を取り去る。 それのどれかを選ばなければならない。 「インフォームド・コンセント」っていうのやね。 そんなん全然わかりません。 でも、早く決めなくっちゃいけない。 ネットで見まくる。 ★内視鏡手術 内視鏡手術では、阪大病院に世界的な権威者がおられて、そのお医者さんに紹介状を書いてもらえるらしい。 ネットで調べると、すごい。 傷も少なくて済む。 後の形成手術の相談にものってもらえる。 ★温存療法+放射線療法 神戸の病院にも問い合わせた。 そこの乳腺外来の看護婦さんは、 「『温存+放射線療法』以外の方法はありますか?」 と聞いた私に、 「何を言っておられるのですか!放射線療法をしないことなんて有り得ませんから!」 と厳しく言われた。 アメリカではほとんどが温存療法+放射線療法だという。 少々切っても、大きな胸の場合は大丈夫だと思う。。。 日本の場合はどうだろう。。 普通の胸の大きさである場合、4分の1を切除すると、 胸の形がゆがんでしまう。それは確かで、主治医も言っていた。 そして、温存の場合、外科医は「後で形成できますよ。」と言う。 でも、形成外科医に詳しく聞くと、放射線が当たっている皮膚は伸びにくく、 伸ばすことが困難なので、形成にはかなり無理があるという。 だから、日本の女性で、温存療法で放射線療法をした場合、胸の形はそのままゆがんで、 どうしようもなく、泣いている女性が多いとも聞いた。 全摘でも、温存療法でも、生存率は同じである。 違うのは、全摘の場合は、放射線療法を受けなくてもいいということ。 そうすると、後の形成ができる。 胸を元に戻すことが出来る。 私は、内視鏡か、全摘かすごく悩んだ。 子どもたちとも何回も相談した。 全員の意見がまとまった。 「内視鏡がいいんじゃないか。。」 手術方法を決めるその前の日に決まった。 100%決めて、子ども達は寝た。 でも、私は、まだネットをめぐっていた。 0期発見の割合が非常に少ないことなどがわかった。 夜が明けかけた頃、 私は、地元の今かかっている主治医の手術を受けようと思った。 主治医とは、1度しか話してないのに、 主治医と話したときに感じたことや、話し振りに信頼感を持った。 その思いを大切にしようと思った。 それがなぜなのかは、わからない。 阪大の先生に会ってないし。。 朝、起きてきた子どもたちに、 「お母さん、内視鏡手術やめるわ。」 と言った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.31 00:51:40
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