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何年か日本をご無沙汰すると、知らない間に聞きなれない言葉が生まれているものだ。
その一つが「勝ち組・負け組」である。 まあ、なんとなく意味はわかる気がする。成功して裕福な暮らしをしてるのが勝ち組、うだつの上がらない人を負け組というのだろうか。 もともとは全く違う意味で使われていたらしい。 戦後、南米の日系社会の中には日本が戦争に勝っていると思っているグループがいたらしい。その人たちを「勝ち組」と呼び、反対に日本は戦争に負けたんだと主張するグループを「負け組」と呼んだという。 90年代、バブル経済が崩壊すると倒産する企業が相次いだ。 そこで経済評論家などがこの不景気に勝ち抜く企業を「勝ち組」、その反対を「負け組」と呼び出した。 それから今のように個人に対しても「勝ち組」とか「負け組」とか言うようになったそうな。 この言葉は競争社会を鼓舞するような印象があるが、現在の意味で流行しだしたのは2003年、奇しくも「オンリーワン」という言葉が流行った年であるのも面白い。 そもそも何の勝負の結果について言ってるのかよく分からないことばだから、少なくとも負けではないと思っておいた方が精神衛生上良い気がする。 経過時間 2月 15日 26分経過 吸った煙草 0本 吸わなかった煙草 770本 浮いた煙草代 154ユーロ 延びた寿命 2日 16時間 10分 只今の体重 72,0 kg 体脂肪率 18,2% お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.30 00:07:32
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