カテゴリ:カテゴリ未分類
まずはこちらのニュースから↓
国際的な競売会社「ボナムス」は17日、元ビートルズの故ジョン・レノンさんが手書きした「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」の歌詞の競売を始めた。落札予想額は「200万-250万ドル(約2億3000万-2億9000万円)」とみられる・・・ 紙にサラサラと歌詞を書いたものにすぎないが、さすがジョン・レノンのものとなると値段のつき方が凄い。 ところで、最近は何かを書くとき、パソコンやワープロを使用する人が多いと思う。10数年前、芥川賞を受賞した作家の小川洋子さんが作品を書くのにワープロを使うと言っていたのを聞いて、いまどきの芥川賞作家はワープロを使うのか・・・と妙に感心した。 昔の文豪の部屋にはボツになって丸められた作品のくずがそこらじゅうに散らばっている・・・というイメージがあったのだが、それも昔の話なのか。 パソコンの普及とともに、楽譜も手書きしない人が増えたのかもしれない。実は僕もここ10年、楽譜はほとんどパソコンを使用している。細かいメモ書きなどは手書きのほうが融通が利いて楽だが、やはりパソコンの楽譜は見やすい。プロの作曲家の人はどうしているのかはわからないが、手書き楽譜の出番は減っているではないかと思える。 しかし、昔の作家が手書きで残したものというのは、値段をつけるまでもなく、ロマンがあっていいものだ。ベートーヴェンやバッハの手書きの楽譜を見るだけでも、何か感動させるものがある。今、現在の作家、作曲家が後世に名を残すことになっても、このような手書きの遺産が少なくなりつつあるのはやはりさびしい気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|