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最近、風邪がやんだりぶり返したりで、くしゃみをすることが多い。
くしゃみをすると、つい「誰か僕のうわさ話をしているのでは?」と思ってしまう。 この「くしゃみ→うわさばなし」であるがいわれはどこにあるのだろうか。 ネットで調べてみると、昔からくしゃみというのはその発生の偶発性から、神秘的なものと思われてきたそうである。それでくしゃみで占いをしたりしたのが、やがて「くしゃみ→うわさばなし」につながったのだろうということである。 ところで、ピアノの演奏会に行ってよく疑問に思うことがある。 聴衆は我慢していても演奏中についセキやくしゃみが出てしまうことがあるが、ピアニストが演奏中にくしゃみをするところを見たことがない。 僕は職業上、ピアノ演奏中のさまざまなアクシデントを目撃したことがある。プロのピアニストの演奏が途中で止まってしまったこと、楽器のトラブルなど。しかし、ピアニストがくしゃみをするのは見たことがない。 演奏中には特別な緊張感が働くのだろうか。緊張と言えば、緊張で自律神経失調症になっておなかが痛くなることもあるだろう。演奏中に腹痛に襲われることはないのだろうか。 これについては、あるピアニストの体験談を聞いたことがある。 そのピアニストは演奏会の日、とてつもない腹痛になったそうである。しかしその演奏会は室内楽だったので自分ひとりの都合でそうやすやすとキャンセルはできない。それで舞台に上がることにしたのだが、本番が始まると不思議に腹痛のことは忘れられたという。本番が終わると思い出したかのようにトイレに駆け込んだらしいが・・・ 演奏中の精神や体の状態というのはとても不思議なものだと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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