テーマ:好きなクラシック(2327)
カテゴリ:ドイツ生活
今年はモーツァルト・イヤーだ。
そして僕はドイツに来て6年になるが、あることにふと気がついた。 「モーツァルトさん」という人に会ったことがない。 日本の作曲家といえば、滝廉太郎や山田耕筰。 滝さんや山田さんという人は日本でしばしば会う。 武満さんや黛さんは珍しいにしても、それでもやはりいる。 ドイチュ・テレコムの電話帳サイトで調べたところ、ブラウンシュヴァイクはおろか、ベルリン、ハンブルク、ケルン、デュッセルドルフ、フランクフルトなどの大都市にも人名としての「モーツァルトさん」はいなかった。 NDRの家族名サイトによれば、ドイツでは3800万軒の電話帳登録があるがそのうちMozartさんはたったの13軒。 モーツァルトという姓は14世紀にはすでにあったようだが、この名前の由来がなんともよろしくないのには驚いた。 Mozはシュヴェービッシュ(南西ドイツの方言)の「motschen」という言葉から来ているそうである。(Artは種類とか方式などの意味) motschenの意味は「ぬかるみの中をうごめく」とか「きたない仕事をする」ということらしい。 日本のポップスの世界では、グループ名がダサかったりするとかえって売れたり音楽が良かったりすることもあるがクラシック音楽の世界でも同じようなことがあるのだろうか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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