昨日、母に会いに行ったら、「土曜日にもう一度外科医院を受診したい」とのこと。巻き爪の炎症が骨にまで達していたのだから、そう簡単には治らないだろう。痛いのは第三者にはわからないけど、痛いであろうことは想像がつく。部位が部位なだけに、母は歩くことをまたためらっているようで。一緒に歌おうともしない。デイルームでカラオケのDVDがかかるのを楽しみにしているようだ。
別に、定位置があるわけでもないだろうに、母自身が盲目なものだから、自分が唯一目印と決めた物に触れていないと、不安で仕方が無いようだ。実際、目が見えないと、自分が今どこにいるのかさえもわからない。
入所する前、家の裏の水路に落ちたこと。原因はまるでわからないけど、溜まった水の中に一体何時間居たことになるのか、母自身の記憶があいまいなので、確かめるべくもない。足の裏は完全にふやけてしまっていたらしいので、結構長い時間を、方向も場所もわからないまま過ごしていたことになる。
母の視力のほとんどは、このときに失われてしまったようだ。水路へ落ち込んでしまったことで、益々母の頭は混乱してしまったらしい。無理も無いと思う。
明日は横浜へ行く私。なので母のことは気がかりではあったけど、午前中を美容院へ。そして、午後は買い物。。。
その買い物へ行く途中、カラスとはまるで違う黒い物体が私の前を横切った。気がつくと、それは何と、キジ。大きくはないけれど、私がほぼ北へ向かって走り、その右から左へ。だったから、左側の田んぼの草むらに、巣でもあるのかなぁ。
今ではすっかり水田になってしまった田んぼの中にも、作付されない畑があって、草が生い茂っている。キジなどには格好の営巣の場所なのかもしれない。それにしても、こんないわば平野の真ん中に。山の中ならわかる話だけど。
と、以前、配食サービスのお弁当を配達していたとき、淡路島南部の海岸線に沿って走る、その少し手前で山の中の道を走っていたときにキジと出会った。羽が綺麗な色だったのを覚えている。ということは、淡路島にも結構キジが棲んでいたりするのかなぁ。他の大型のトビとかに狙われなきゃ良いけれど。