不義理に不義理を重ねていた私。
本当に手の細かい細工には驚かされる。匂い袋の色に合わせ、一つひとつに縁取り用のリボンで飾っていて、上にリボンがかかっている。これをひとつ作るのに、一体どれくらいの時間がかかるだろう。春だったかに北海道へ旅行され、ラベンダーが余りにも綺麗だったので。と摘んでこられた話は聴いていた。でも、こんな素敵な作品に仕上がるとは。
どれだけ真心が込められていることか。。。
松山さんというのは、ご存じ福岡市は春日市にお住まいだったハム仲間で、実は無線では一度も繋がったことがなく、一度、彼のお友達が淡路島で移動運用されたときに、お邪魔し、松山さんの声だけは無線機を通して聴くことができたけど、他人の無線機を使うことはできないので、直接は喋ったことがないという、妙な関係。さて、やりとりしたメールは膨大な量に上る。私の心の支えになってくださっていたから。小さなことから少し大きなことまで何でもメールを通してお話することができた。夫なんかより、ずうっと会話量は多くなってしまった。。。
夫を失った数日後にご子息を。という目に遭いながら、お一人暮らしを続けていらっしゃる松山さんのお母様。本当に頭が下がる。いえ、上げられない。
この心づくしの品々(実は手編みのマフラーまで添えられていて)が届いたのは、何と昨年の11月3日だった。それをつい先日まで何の音沙汰も無しに過ごしてしまった私。
お母様ご自身は、「息子は皆さんに迷惑をかけた」と思いこんでいらっしゃる。実際にはお目にかかったことがないので、実際に、どういう状況だったのかはわからないけど、カメラのシャッターを押すのに、口で操作できるようにと、お友達が工夫してくださった。という事実を私が知ったのは、お付き合いが始まって随分経ってからだった。。。
さて、今回、厳しい状態での事故による犠牲者が出てしまったこと、また、怪我をされた方も数人いらっしゃるとか。。。JG6TYN局は、猫を避けようとして、バイクで転倒したとのこと。この辺が彼の彼たる所以のような気はするけど、リハビリテーションセンターでの努力は一体、どんなものだっただろうと、全く計り知れないものがある。
今回の事故で命を奪われてしまったかたのご冥福をお祈りするとともに、怪我をされたかたには、深く心の傷として残ってしまうかも知れませんが、どうか一日もお早い回復を。と願わずにはいられない。
それにしても、いつ、自分の身にふりかかるかわからないのが交通事故なんですねぇ。