「地元の方の」コーラスグループが以前お世話になっていた見事なソプラノの先生と、実家が私の近くのパーカッション担当、そしてどちらかのお友達であろうピアニストの三人によるサマーコンサート。
パーカッション担当のかたは、ご実家が私の実家のご近所ということもあってか、私がいつも行くコンサートに比べると、随分高齢のかたが沢山いらっしゃっていたかな。受付で、彼のお父様とお喋りするのは本当に初めてだったけど、私の父の名前を告げると直ぐに分かってくださった。
距離的には、会場までは実家からより今住んでいる所の方が遥かに近い。夫が借りている駐車場なら誰に文句を言われることはないと、いつものように坂の上に停めて、ひたすら歩いて北上。
会場に着くと、ペットボトル入りのお茶を渡してくださる。演奏者のかたたちのお心遣いのようだ。いや、もしかしたらご家族のかたからなのかも。有難く冷えたそのお茶を頂く。本当は自前のを用意していたんだけど。。。
さて、先生の伸びやかなソプラノ。やはり日頃の鍛え方が違うんだろうなぁ。益々艶やかになっている気がした。だけど、あのマイクはいけない。会議用だとわかっていたなら、そんなの使うなよなぁ。生の声の方がずっとずっと何万倍も良かったのに。副館長が居ないと、こうも配慮が違うのかなぁ。副館長は、どうやらもう一つのコンサート会場へ赴いていたらしい。確かに、日本での演奏機会が少ないなんて聞けば聴きたくもなるだろう。でも、自分とこの施設で開かれるコンサートを放り出すかなぁ。これには実はあきれ果ててしまった。自分が不在になるなら、もっととっておきのマイクを用意してさしあげて欲しかったな。
それにしてもピアノとマリンバの「クマンバチの飛行」。。。まさかこんなのが聴けるとは思わなかったので、感動!
伴奏というと変だけど、このマリンバ奏者が編曲されたという浜辺の歌もなかなかのものでした。
家族的な雰囲気のコンサートだと、音楽的にはかなり難しい曲よりも、耳馴染みのある曲を沢山入れた方が親しみ易いと思う。でも、まさかソプラノの「オー・ソ・レ・ミオ」を聴くことになるとは思わなかったなぁ。。。見事でした!
住んでいらっしゃる場所がそれぞれ違うだろうに、練習は大変だったと思うけど、素敵な時間を、本当にありがとうございました♪