昨年5月に初めて視野検査を受けた結果が緑内障との診断。左目は殆どアウト(眼科医的な判断で)なのだそうな。車の運転などをしていて、左目だけが妙に観え辛いと思ったことはあった。妙に涙が出てくるから。なので、泣いているかのように、運転しながら片手で左目を押さえて。なんてことがあった。まさか、緑内障になっているとは夢にも思わなかった。
視野検査で、左目の視野がかなり欠けていることが判明。自分では全く気がつかないのも不思議だけど、それだけ右目が頑張ってカバーしていたことになる。
先生の話では、50歳を過ぎた人の20人に一人は罹患しているとのこと。視力の弱い人が成り易いのだそう。。。実は、母が既に光を失ってしまったので、ゆくゆくは、私も母みたいになるんだ。と思うと、とても平気ではいられず、眼科を出て、運転しながら、次の信号まで大声で泣いてしまった。。。でも、なってしまったものは元には戻らないのだから、頑張って目薬をさし、眼圧を安定させていくしか方法が無い。
ところが、8月下旬から体調を崩し、身動きできない状態になって、当然眼薬も切れたままになってしまった。今年の3月までそんな状態が続き、久しぶりで顔を出した眼科医院で、朝にさす眼薬が新たに処方された。それが『ミケランLA』。そのせいかどうか、先日、美容院で「ツケマしてると思った」なんて言われてしまった。正直、化粧をするとき、鏡に映った自分の顔ははっきり見えない。眉毛を整えるときなど必死だ。まるで鏡にくっつくぐらいに顔を近づけて。。。それでも自分ではまつ毛が伸びたのに気付かないでいた。確かに、先生からは一番最初に、「まつ毛が伸びるというような副作用があります」とはお聴きしていたけど、こんなに顕著に伸びるとは。
でも、まつ毛が伸びるってどういうことなんだろう。目だからまつ毛なのはわかる気がするけど。まぁ、抜けてしまうことを思えば伸びたのが邪魔になれば短くすれば良いことなんだから、有難いといえばありがたいけど。因みに、夜は『キサラタン』を一滴。
眼圧を安定させる眼薬を入れないことには眼圧が安定しなくなるというのも、加齢のせいだとしたら、白内障は何なんだろう? 母は白内障の手術をしている。なので眼内レンズも入れたと思う。何年後に緑内障になったかまでは覚えていないけど、眼圧を安定させるため。といって手術もした筈なのに。
眼薬さえ差していれば眼圧が安定するなら母よりは状態は軽いのかなぁ。私は、正直、母には白内障の手術も無駄じゃなかったのかと疑っていたけれど、白内障を通り越して、いきなり緑内障なんてことがあるなんて。しかも、視野検査をするまで自分では気がつかないというのは、ある意味殺生な気がする。痛みも痒みも無いのだから、気付きようが無いもの。
まつ毛が伸びるぐらいに驚かず、きちんと眼薬をさすことしか眼圧を安定させられないというのも何だか情けないけど、光を失う日が1日でも遠ざかることを夢見て。。。