今を生きる人に伝えたかったのかなぁ。NHKってば。だって、「カーネーション」にしても「梅ちゃん先生」にしても、戦争のことが色濃く取り上げられていたでしょう?お金があっても買えない。。。今じゃ考えられないことだけど。
農家をしていると、食べる物に困る。なんてこと考えられないことだけど、戦時中はどうだったんだろう。昔はお米の管理がもっと煩かっただろうから、例え農家といえども、米粒一つ残っていない。なんてこともあったのかなぁ。そんなこと親に聴かなきゃわからないけど。
でも、小学校の校庭までをも畑にしたというんだから、かなり食べる物には困っていたと思う。さつま芋を食べたり、それが代用食だったりしたというようなことも聴いた。
今はどうだろう。お金を出せば何でも買える。コンビニなどは24時間営業だから、家に例えば冷蔵庫や冷凍庫、はたまた電子レンジが無くても大丈夫。便利な世の中になったものだ。
でも、買った限りは食べ尽くしたい。捨てるなんてこと、私は勿体なくてできない。今朝食べた甘い薄皮まんじゅうも、実は、4日にお供えした、賞味期限13日と表示のあったもの。でも、お腹を壊したりはしていない。
どこの老人施設だったか、白菜の浅漬けによるO-157による死者が出たらしい。浅漬けだったら、お年寄りなら好んで食べそうだ。怪しいなぁ、我が家の食卓には漬物はほとんど載らない。必ず加熱処理をしてから。こんな時期だもの、怖いですよぉ。
でも、考えたらこの時期の白菜ってとても高くて手が出ない。冬の野菜なんだもの。ってことは冷蔵保存? 兎に角、生で食べられる野菜にしても、熱湯を掛けるとかした方が安全だと思う。
戦争で命を失った人が何人もいらっしゃること、兵士だった人はそれなりの保障があっただろう。でも、空襲で被害に遭った人、命を奪われた人のことはどうなんだろう。計り知れない数の人が犠牲になっている筈なのに。幸い、私の身内では居なかったようだけど。また、原爆の被爆者。未だに原因不明のまま病床に居らっしゃる人、苦しみを抱えたままの人。。。本当に多くの犠牲を払って戦後67年。今があるのも、尊い犠牲になってしまったかたがいらっしゃるお陰。
靖国神社へ参拝するのが良いのかどうか、私にはわからないけど、千鳥ヶ淵には、ちゃんと犠牲者のための慰霊碑というのがあるらしい。ならばそちらへ手を合わせるのが良いのじゃないかなぁ。何のための靖国神社なのか。を考えたとき、純粋に戦没者に捧げるためだけなら、どうして、慰霊碑ではいけないのか。そんな風に思ってしまう。
供されたものなら全部頂く。これだけはこれからも続けて行こうと思う。バイキングなどは、食べられる量しか取らない。 私にできる供養といったらこんなことしか無いんだもの。