先日行われた、淡路大会からはたった一人、沼島中学校を代表しての参加。だからというわけではないけれど、県下からはどんな人たちの声が聴けるのだろうかと楽しみにしていたら、何と、男子生徒は、この沼島中学校の子だけ。後の9人は全員が女性。確かに、淡路大会のときも、男子は少なかったように思ったけれど、これは全県的なものなのか、はたまた全国的なものなのか。。。
10人の発表が終わり、審査の間、『さわやかステージ』として、神戸市立玉津中学校吹奏楽部の皆さんの演奏を聴くことができた♪ 東日本大震災を受け、何と10回ものチャリティーコンサートを行ったとか。また、被災地の仙台市立八軒中学校との交流のことも伝えられたけど、これが中学生なの?と思うような本当に素晴らしい演奏だった。
結果は、沼島中学校の生徒には奨励賞が。最優秀には、養父市立関宮中学校の女性生徒。地域に伝わる、子ども歌舞伎のことを『「私は私である」という自信』というタイトルに託して語っていらっしゃった。伝統文化伝承ということ、演じるのは私なんだ。という自信などを熱弁されたことが、評価につながったようだ。
会場は、殆ど県関係の職員だったのか、記録にとどめておくための写真撮影やビデオ撮影に力を入れていたようだ。耳を傾けて聴いていたのは、審査員だけじゃないのかな。なんて思うほどウロウロされたり、ガサゴソと音を立てたり。およそ聴くという雰囲気ではなかったのが残念。
いわば、兵庫県代表を決める大会のようなものだから、これが全国レベルになると、どういうことになるのだろう。そこまで足を運ぶことはできないけれど、淡路大会のときとは違い、ご家族と思われる人が案外少なかったのが私には不思議だった。
人の前で意見を述べる。勿論原稿はあるけれど、客席を見つめながら一心に述べていらっしゃる姿は、将来に亘って自信というかたちで繋がっていく気がする。全国へ行っても、頑張って欲しい。
台風の接近は分かっているのに、30日に博多で予定されているイベントに参加するために、午後5時59分発の新幹線に乗ることになっていたので、そのまま地下鉄で新神戸駅へ向かう。新神戸駅から新幹線に乗るなんて、私には初めての出来事。いつもは新大阪からなので。そういえば、新幹線で西へ向いて移動するのも私は初めて。さて、どういうことになりますやら。。。