☆Ｄ”－応援魂☆

俺たちには、夢があった。
それは、けして届かない夢じゃなかった。
ドーム出場！！
その夢は　時間こそかかったが、かなうことができた。
でも、その夢は、初戦敗退で終わってしまった・・・。
だから、次なる目標ができた！
それは、ドームでの勝利！！そして、我がＪＲ九州の野球を全国にアピールすること。
俺たちは、その選手たちの力を発揮させるために「何をするべきか」ずっと考え、そしてドームの舞台へ再び立った。
遠く感じていた１勝は、選手の実力のもと、１６年の歳月を経て、勝ち取った。
スタンドも、これまでに無い　新しいモノを取り入れ、そして最高の舞台を得た。
しかし、そこに結果として形を残すことはできなかった・・・。

４年前、本戦出場権を得て、感激のあまり、涙を流しながら抱き合った闘志仲間がいた。
彼は私の先輩で、応援に青春があった。
４代目リーダー。
参加できる団員が少ない中、絶対に勝利をあきらめることなく。
彼は、昨年の２大ドーム出場を期に、応援団を去った・・・。
彼の本心とは思えないが、沢山の想いと共に、最高のフィナーレを迎えた。
これまで成し得なかった東京ドームでの勝利。日本選手権の初出場。
彼は試合後、色々な想いを込め、「ありがとうございました」と後輩に託した・・・。
彼に教わったモノは多々あったが、もっと学びたいこともあった。
彼は、今後の応援団の発展を願って、去っていった。
歴史を創った１人である。
彼は今でもスタンドに現れる。
名残惜しさもあるだろう。
しかし、そこから今の団員の成長を温かく見守ってほしい。
団員は引退しても、心はその頃と変わらず、闘志仲間としていつでも受け入れたい。
見ていてください！！
入部当初の自分からここまで成長した自分と、新しい仲間たちを！！
これまで、お世話になりました。
これからも、「闘志仲間」