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カテゴリ:四方山話
昨夜の雨のおかげで朝晩めっきり涼しくなりましたね。東京湾は台風の後遺症でえらいことになってますが、こちらは至極のんびりと秋の訪れを感じています。
なにせ、夏中しっとりべっとりしていたもちもちの特注分厚いハムステーキ状あんよの音が、「ぺちょぺちょ」から「ぱたぱた」に変化してきて、ああ~これぞ秋の風物詩、かと。 で、毎週水曜はスイミングの日なんです。いつの間にやら、もちもち、すっかり深いほう(70cm)のベビープールで余裕の肩出しになり、月齢も上から3~4番目と「お兄ちゃん」になっていました。そらそ~だ。3ヶ月~2歳児のクラスだもん。 しょぼい自治体にしては豪華な市民プールで、ジャクジー付き。秋めいてきてクラス終了後は肌寒いので、皆一斉にお風呂タイムになるんですが、割を食うのがそれまで占拠していたおばちゃん(より年配)軍団で。あかんぼ&母親の大群にすごすごと退散させられてまあ気の毒なんですが、今日はこそこそ捨て台詞を吐いていきました。 「なんや、まだ若いのにもう寒いんか」 「しゃあないやん、最近の子は体力ないねんて」 「子供もひ弱やねんてなあ~」 「大事にしすぎとちゃう?一人っ子やで」 「スタイルばっか気にして子供うめへんなんて、せやから年金が…」 …その後お定まりの談義へと移行した模様 まあ、言いたい事は多々ございますが… 「最近の子」って。(いや、そんな若くないやろ、っちゅうのはちと置いといて) 下の世代には何かと比較対象があるもんですが、んじゃ「最近の年寄り」はど~やねん!もっと前の世代を私らが知らんからっちゅうて… 知っとるか~!アリストテレスも「最近の若者は」って苦言を言ってたんだぞ~!君らも(大)昔には「最近の礼儀知らず」だったり「体力なし」やったんと違うんか。 大体子供たちの体力が総合的に落ちている、ってのは真実だけれど、その分他の分野が発展しているかも知れず、必要ない機能は退化していくのが生物で、今の測定方法とは違うやり方でテストしたら、大いに「最近の子」のほうが優れている部分も沢山あるはず、と考える。 それに、特に戦中・戦後世代は、体が強かったり、運が良かったりした子が生き残ってきたわけで、逆に弱い子は淘汰されてきたんだからね。(あ、問題発言) 悔しかったら徒歩で江戸から箱根越えてお伊勢参りしたり、金比羅ふねふねやってみい! とか何とか とりあえずおば(あ)ちゃん。 「市民プールは公共の施設で化粧・アクセサリー等は禁止です。プールに入る前に化粧は落とし、貴金属類は外してから入りましょう」ってでっかく書いてありますよ。 公共のジャクジーを我が物顔で占領し、手拭でこってりピンクの線が入っている頬や、白粉が固まっている首筋をこするのはやめましょう。 家の風呂じゃないんだから。 それともう一つ。 年金の支え手を増やすために、わが身を削って子供を生む人はいません。子供を増やしたいなら環境の整備にご助力ください。敬老巡回バスに妊婦や乳幼児連れ、身障者も乗せてください。子供関連は高齢者の1/7の予算しかないのですから。あしからず。 ぐちぐちのしゅうじろうでした いや、ホント。手当てを増額する、とかいう話ではないんだよね。産科医がいない。小児科がない。幼稚園が保育園がないんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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