男の介護生活

２４年連れ添った妻

突然　寝てるとこ起こされて　みんなの前に　

妻の姉妹と夫たち　そして　たった一人のせがれと妻

わたしの前に座ったと云うより　みんなの前に座らせた？

まるで　裁判だ

わたしが被告か？　なんの罪で？

”わたしの浮気　”で　わたしを責める為？だって？

おれにそんな時間　ねーよ！

朝まで仕事して　起きるのが昼だぜ！



お互いを愛し必要として結ばれた

いつも側に居て　お前を感じてた

いつもの言葉　と　裏腹な言葉

こころ中には　いつもお前がいて

素直に言えない　好き　って

あの青春時代　って　な～に？

手料理をご馳走してくれ

レストランに誘ってくれ　

帰る電車が無くなるの知って　

泊まっていく？　って言って　

あの時の事　思い出してくれよ！

待ち合わせて行った　食事

いつも　一緒に居たいと

そばにいて　感じていたいと

言っただろ



あれから　２４年で変わったの？

死ぬまで一緒って　約束したよな



妻の病状を説明する　膠原病・・・・

ステロイドの副作用・・・・・・・・

でも　誰も信じない　・・・

不信の目で睨むだけ・・・

２４年間　仲良くして生きてきた家族

わたしを信じられない　おまえたち

信じようともしない　

あぁぁ　情けない

この　２４年はなんだったんだ？

そう　それでもそんな目で見るの？





そんな　おまえたち

おれから　縁切りだ

言い訳しない

困った時はだけは　家族？　

困ってる時は　助けてくれないんだ

冗談じゃない






そんな　家族いらない