カテゴリ:和也の柔道部物語(高校生編)
花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた ひとそれぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね この中で誰が一番だなんて 争う事もしないで バケツの中誇らしげに しゃんと胸を張っている それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる? 一人一人違うのにその中で 一番になりたがる? そうさ 僕らは 世界に一つだけの花 一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい 困ったように笑いながら ずっと迷ってる人がいる 頑張って咲いた花はどれも きれいだから仕方ないね やっと店から出てきた その人が抱えていた 色とりどりの花束と うれしそうな横顔 名前も知らなかったけれど あの日僕に笑顔をくれた 誰も気づかないような場所で 咲いてた花のように そうさ 僕らも 世界に一つだけの花 一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい 小さい花や大きな花 一つとして同じものはないから NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one la la la... 今更『世界に1つだけの花』の歌詞ですが^^; この詩がすごく好きです。 この詩を和也にダブらせると、涙が出てきてしまう^^; 以前、『WINDING ROAD/絢香×コブクロ』を詩を綴った事がありますが、この『世界に1つだけの花』は、嫁さんは、聞くだけで和也を想ってしまうらしく、ウルウルしてしまうほど^^; 和也は本当に不器用でして・・・一生懸命稽古しても、回りが出来る事がなかなか出来なかったりする。 多くの技を身につけるなんて出来ない事は、和也が一番分っているので、柔道を始めて、師範に初めて誉めてもらった技、「背負い投げ」にこだわり、背負い投げだけは誰よりもやってきたと思う。 でも、和也が何年背負い投げを頑張っていても、人より背負いが巧くなっている訳では無い。逆に平均よりヘタクソかもしれない。 時々しか背負いをかけないような子の方が和也より上手い^^; 崩しとかフェイントとかは小学生並みです・・・。 アホみたいに背負い一辺倒なので、「そいつはそれしか無いからな!」と言われてしまう。 それでも、本当にそれしか無いから、背負いを掛け続ける。 グダグダな背負いを掛け続ける。 でも、和也が柔道を頑張っている事は、世界で誰にも否定させない。 和也と言う花は、周りより少々色が悪くて、花びらも乱れて見た目も悪いかもしれないけど、世界に1つだけの花として、一生懸命咲いている。 和也よりキレイな花が、嵐や大雨で折れてしまったり散ってしまったりしたが、その中で一生懸命咲き続けている。 皆さんのお子さんや、教え子、ご家族、皆さん自身、それぞれが皆、『世界に1つだけの花』だと思います。 赤い花に黄色い花になれって言っても絶対無理です。 水をやりすぎても枯れてしまいます。 雨風が強いからと言って、いつまでも部屋に入れて大切にしまっていても、枯れてしまう。 でも、自然に任せていては、咲く花もあるけど、枯れる花もある。 枯れる花も一生懸命咲こうとしている。 咲こうとしている花は、少し手助けをして見守ってあげると、力を取り戻し、元気に咲くことがある。 元気にキレイに凛々と咲いている花も、突然花が落ちたり、枝が折れたり・・・時には心無い人に折られたり踏まれたり・・・。 和也は、今も一生懸命咲いています。 キレイじゃないけど、私なんかより何倍もキレイに咲いています。 皆さんのお子さん、教え子さんも、一生懸命咲いている事でしょう。 大きな花、小さな花、派手な花、地味な花、赤い花、青い花、黄色い花、みんな頑張って咲いているでしょう。 薔薇の花束は素晴らしくキレイです。 でもその薔薇にカスミソウを入れると、更にキレイになる。 薔薇のようなインパクトのあるキレイな花は無くても、色んな花を束にしてあげると、薔薇の花束よりもキレイな花束になったりする。 薔薇もキレイだけど、向日葵もキレイだし、コスモスも素敵。 そして道端に咲くタンポポもキレイです。 「NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」 頑張れ!私の特別なOnly one!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月11日 12時40分48秒
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