オルガン・メディテーション
東京カテドラル教会聖マリア大聖堂で催された「オルガン・メディテーション」というイベントへ。この大聖堂の中に入るのは初めてで、丹下建築の美を舐め回すように観賞し、コンクリート打ちっぱなしの残響の長――い堂内でパイプオルガンの生演奏を聴きながら瞑想し、演奏→祈り→演奏というプログラムの充実した45分間を過ごすことが出来た。入り口で「撮影不可」と書いてあったのだが、終演後、皆一斉に写真を撮り始めたので、演奏中は撮影不可ということなのかと思い、私も負けじと撮りまくり。帰りに出口付近で、教会関係者の品のいいご婦人が小声で「撮影は禁止となっております」とつぶやいていたので、先ほど祈りの時間に懺悔したばかりなのに、どうやらまた罪を犯してしまったようだ。帰り道、目白の「MUR」というレストランを目指して行ったら閉店だったとか、その後何を血迷ったか大戸屋で「くだもの畑のヒレかつ定食」などというものを食べて失敗だったとか、もしその程度の罰で償えるのであれば、主よどうぞ私たちの罪をお許しください。アーメン。