都議選の結果は、ご存じのように自民党の大敗でした。
当然と言えば当然です。政策的に無策に等しいことしか実行し得なかった自民党の実態が、都議選に現れたと言って良いでしょう。
衆院選でも同じ結果になりそうですね。自民党は、余り長く政権を維持しすぎました。当自身の腐敗が目立ちました。特に小泉政権時代は、ファッショ的な施策で、かっこうよく見え、国民を結果的に騙してしまいました。アメリカ追従の小泉政権は、日本国を破綻寸前に導いています。いや、従来の政策が効をそうしないところを見ると、立派に破綻しているのではないかと思われてなりません。
教育の破綻(何しろ世界の上位水準だった学力が、極端に低下している)、経済力の破綻(実際に国際競争力を失っているし、国内流通の低迷など)、外交力の欠如(G8を見ても、今の日本は世界から相手にされていない)、社会不安の顕在化(自殺、無差別殺人など)、雇用状況の低迷(解決策を政府は提示していない)、官僚の腐敗(密約がばれても、否定する不遜な態度、不正の横行など)、金融資本の瓦解(銀行に金が集まらない→運用資金がない。貿易の低迷→国際決済の機能の低下など)、数え上げればきりがありません。
衆院選で民主党が第一党となり、宰相がそこから出たにしても、この山積魅された難問を、どのように解決してくれるのかは分かりませんが、とにかく政権交代は必要不可欠です。
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