|
カテゴリ:本
図書館で面白い本を見つけました
「大岡越前 名裁き(一龍斎貞水の歴史講談) 」 江戸時代の名奉行として現在でも人気のある江戸南町奉行・大岡越前守忠相の活躍するお話を集めてみました。いわゆる『大岡政談』といわれるものは、数多くありますが、その中から今回は、大岡忠相の機転やとんちによって解決した事件を中心に選んでみました。 【目次】(「BOOK」データベースより) 鯨裁き/禁断の網/越前守と巾着切り/二人の母親/白洲の祝言/しばられ地蔵/三方一両損/奇縁友禅染め/大工裁き/鴨のお裁き/駿河屋事件/直助・権兵衛 大岡越前ってTVで何度か見たことがあり「名奉行」というのも知っていましたが 実は「三方一両の損」という有名なお裁き以外はまったく知らず 読んでみると「なるほど!」と唸ってしまうような名裁きの数々。 こんなに知恵者だったんですね~ 江戸庶民の窮地を救ったその頭脳。いやはや感心しきりです。 今の世にもこんな勧善懲悪を実行してくれる人、どこかにいませんかね~? 読後感は気分も晴れ晴れ。「う~ん!スッキリ!!」です この本は児童書で読みやすく、本文の間に所々解説付きで 当時の生活や背景についても書かれており 時代物が苦手な私でもあっという間に読み終えました。 Harryも「へぇ~」とか「ふ~ん」と感心しながら読んでいました。 こんなの学校や塾では習わないんですね。 面白かったようです。 またこの一龍斎貞水(いちりゅうさい ていすい)という方は講談師で その世界では初めての人間国宝だそうです。 お得意は照明や音響、大道具などを効果的に用いた「立体怪談」。 ぜひ聞いてみたいものです このシリーズはあと「恐怖の怪談」「秀吉の天下とり」「戦国の英雄」「歴史に残る合戦」「剣の達人」があります。 また借りたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
|