カテゴリ:BOOKS
発売当時、Julieがモデルになっている!という事で、友達に勧められました。 当時は文庫本で買いましたが、数年前にオークションでハードカバーを買いました。 今もオークションに出ている事が多い作品です。 「真夜中の天使」「翼あるもの」「朝日のあたる家」で、三部作になっています。 <ジョニー>という甘いひびきの名をもつそのアイドルは、少女のような肢体と目と顔を持ち、きららかなレースやアクセサリーに包まれて恋の歌をうたう人形にほかならない。ほのかな背徳の、光輝を秘めた翳のたゆたい、それをもいとわしく思わせないだけの美しさと清らかさの幻影も良は持っている 良は自らの君臨を疑ってみることさえゆるさぬようだった。そのしなやかな肢体、浮彫の少年像のような可憐な顔、息づく大理石のように胸苦しささえ誘う皮膚は、ライトと熱狂と栄光、人びとのその上に抱くあやしい幻影を歌うたびに見にまとう悲劇の色あいによっていやが上にもはびこっていく、さいげんなく讃仰をむさぼる軟体動物のようだった。 (本文より) なんかすごい話のようですけど、本当にスゴイ話です。芸能界って~キャー本当なの?みたいな。 美少年・今西良君が、その美貌を武器に、芸能界でトップを目指していくお話なんですが、登場してくる人のほとんどが男性で、ほとんどが良に惚れちゃう・・・と。 随分前の話ですが、ソロデビュー後で、何の曲を歌っていた時期かは判りませんが、当時某大企業の会長(たぶん)夫人で、いつもピンクの衣装を着ていた関西弁のご婦人がいました。 もう、すでに亡くなられていますが。 その方と一緒に出演していた番組の最後、さようなら~なんて言う場面で、「ねぇ、幾ら払ったら(か、つこたら)私と付き合ってくれんの?」と、Julieに言ったんですね~ TVの前で、すっごくビックリしました!噂には聞いていたけど、ホントに言う人がいるなんて! どの程度の“お付き合い”を指していたのかは、判りませんけど、もう放送が終了したと思っていたんですかね~たぶん、生放送でした。ワイドショーだったかな。 Julieの反応は、露骨にイヤな顔をして、「イヤ、そう言う事はしてないから」とか「しないから」とか言った様に記憶しています。 たぶん、それまでにも、そう言うお誘いって、あったんでしょうね。 イヤだわ、芸能界って。なんて、でも、その中で逞しく生きてこられたんですね! 今西良に負けじと劣らない、かわいい~Julieをどうぞ! 人気blogランキングへ ←ジャンルをJ-POPに変更しました!只今5位です。まだまだがんばるゾ~ なので、読んでいただいたら、ポチッとね。 当時の思い出が、毎日壊れ続ける脳細胞の中にしかありません。 思い違い、記憶違いなどお気づきになりましたら、コメントをお寄せください。よろしくお願いいたします。 もうひとつ、ブログを書いています。コチラもぜひ読んでくださいね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.10 16:55:41
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