カテゴリ:Julieのドラマ
ストーリー 第4回「安楽死を裁けますか?」 (入力文字数制限の為、ストーリーは省略します。ストーリーについては、<マチベン公式サイト>をご覧ください。 今週の後藤田薫先生プレビュー 「天地先生」「いえ、ココにくれば、先生がいるかと思いましてね。」 「お願いしたい仕事があります。依頼人は、私がこの世で一番会いたくない人物です。」 依頼人について聞かれ、天地先生が、後藤田先生の友達だと言うと「高校時代のね」 「あぁ、隠すほどでもないから、言っときますよ。裏切られた事があるんです。彼に」 「たいしたことじゃないんです。」 村山 「もしかして、女性関係ですか?」 後藤田 「さすがです。」 とにかく派手な奴でしてね。私とは太陽と月っていうんですか。好きになる女性、好きになる女性、全部奪われました。 神原先生ほど2枚目じゃないですが。 イヤ、我儘な奴でしてね、治療方法が気に入らないって、病院を訴えたいって言い出すかもしれませんね。あいつらしいな。 だからおかしいんですよ。死を前にしても人間というものは変わらないものですね。 死に方まで思い通りにしょうとするとは。 神原 「あの、新田さんのせいで弁護士資格剥奪に追い込まれたってホントなんですか。」 後藤田「ええ、15年も前の話ですがね。」 浦島 「そんな涼しい顔して。なんでなん?」 後藤田「難しい話じゃありません。当時、彼は投資会社を経営していたんですが、損失を補填するために、架空ファンドを売り出しましてね。」 神原 「それ、詐欺じゃないですか。」 後藤田「むろん、そうです。だから、訴えられて警察に逮捕されましたよ。ところが彼は自分の罪を軽くするために顧問弁護士の指示でやったと、嘘の自白をしたんです。」 村山 「その顧問弁護士が・・・」 後藤田「私です。お蔭で私自身も詐欺の共犯と疑われて、弁護士資格を失いそうになりました。弁護士として、また食って行けるようになるまでに、3年かかりましたよ。」 浦島 「なんでそんな奴の依頼に耳傾けたんよ。」 後藤田「病気だと聞かされてねぇ。」 後藤田「天地先生。お手数掛けました。この依頼は断ってください。病人を見捨てる訳には行かないと思って、お願いしましたが、さすがに安楽死では手に負えません。」 天地 「後藤田先生の指図は受けません。新田さんと先生の間に何があったか知らないけど、アタシが会って話を聞いた以上、アタシの依頼人です。文句あります?」 後藤田「いいえ」 法廷に行かないんですか?という村山さんに、エアロバイクを漕ぎながら・・・ 「私はいきません。彼はもう、天地先生の依頼人ですから。」 新田と、亀井看護士の写真を見て、 「この人は、新田が若い頃に付き合っていた人の、娘ですね。母親に良く似ています。」 「父親は、新田です。もっとも新田は、結婚も認知も拒否しましたから、戸籍の上ではアカの他人ですが。」 「間違いありません。当時弁護士になったばかりだった私が間に立ってはなしをつけましたから。 認知しない代わりに一生父親だと名乗らないという約束でね。」 「おそらくそうでしょう。死を前にして自分と繋がった存在がいる事を確かめたくなった。 かつて捨てた娘は、母親を亡くしたにも関わらず立派に成長して看護士になっていた。私が彼でも娘のいる病院で、死にたいと思ったかもしれません。」 天地「後藤田先生。やはりこの裁判は先生がやるべきです。新田さんの最後の思いを訴える事が 出来るのは、先生しかいないと思います。 つづく ←ナント、夢の1位です!応援ありがとうございます。まだまだがんばりますので、読んでいただいたら、ポチッとね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.30 23:48:47
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