1968/12/19 華やかなる招待
個人的には、前作の「世界はボクらを待っている」の方が、好きですね。ありえない話として、面白いから。でも、どちらも日本映画の良き頃、という感じがして、楽しいのは同じです。プロを夢見る地方の高校生5人が、東京にやって来て、巻き込まれるエピソード、と言った所ですかね。上京してきて、丸の内のオフィス街だったか、新宿のビル(まだ高層ビルはないですけど)街で、ウエスト・サイド・ストーリーのように踊るシーンとか、なんかJulieの服装がリブ衿のスィングトップというよりは、ジャンパーというようなのを着ていて、「もっとオシャレな格好させて欲しい」と思った事を覚えています。この映画も、たぶん同級生のお母さんが、連れて行ってくれたと思います。映画館中が、キャーキャーうるさくて、セリフも良く聞こえませんでした。演奏がしたくて、どこかの電柱から勝手に電源を取って、演奏していたらショートして爆発して、それで警察の留置場に入れられて・・・一緒に入っていた、黒人のトランペッターが壁にトランペットの絵を書いて皆もギターやマイクの絵を描いて、歌うウチにそれらが本物に変わっていく・・・というシーンが印象に残っています。TVの歌番組で見る、タイガースより、ずっとずっと楽しそうに演奏し、歌っていたからでしょうね。今回もJulieの相手役は、久美かおりさん、一緒に住んでいる友達は、確か小山ルミさん?だったかな。当時、久美かおりさんの元には、Julieファンからの嫌がらせの手紙や、カミソリ入りの手紙が届いたと聞きました。そんな事も、彼女が芸能界を引退する原因の一つだったとか~当時の思い出が、毎日壊れ続ける脳細胞の中にしかありません。思い違い、記憶違いなどお気づきになりましたら、コメントをお寄せください。よろしくお願いいたします。