今日は防災の日・・・長月の最初の日なので「うどんの日」でもいいじゃない?え?うどんの日は「半夏生」の日なの?
防災の日9月1日は防災の日。この記念日の由来は有名です。関東大震災を契機に昭和35年に制定されたもの。関東大震災が起きたのは大正12年(1923)9月1日11:58。関西大震災が早朝であったのに対して、この地震はお昼だったためどこの家庭でも昼食の準備をしており地震直後から多数の火の手が上がった。死者行方不明数は14万2千人という空前の数字(うち地震そのものによる死者は2千人程度といわれる)。日本史上最大の自然災害である。(関西大震災の死者不明者は6427名) というわけで早朝から防災意識を高める行事のニュースが目白押しです。私も先日来、何度も取り上げてきました。で~も~いろんな人がカキコミすることと思うから違うテーマにします。天邪鬼!!で、何にするかというと、うどんです。(おいおい、ここまで来て、テーマ変わるんかい!)長月の最初の日なので「うどんの日」でもいいじゃない?ダメなの?実は私はうどんが苦手だった! 理由は特に無かった・・・。大阪・松山にいた頃うどん屋の外を歩いててカツオだしの香りを嗅ぐだけで何故か(空腹のためでなく)倒れそうになった・・・。 どちらかといえばざるそば派で、ダーリンが関東生まれだったこともあり香川に住むことになった当初は「ねこに小判」「JUJI一家にうどん」なのだった。しかし、讃岐うどんは今まで食べたうどんとは別物だったわけで、夫婦でハマるのに時間はかからなかった。というわけで(どんなわけや!)トップページに、ブームの火付け役田尾氏の「麺通団」と 讃岐うどん検索にJULIがよく利用する「讃岐うどん遍路」を載せてます。うどんの日◎ 毎年7月2日頃に暦の上の「半夏生」が来るが、この日は「うどんの日」になっている。(2000年は7月1日)◎ 昔讃岐の国では半夏生の日に農家の人が、田植えや麦刈りを手伝ってくれた人たちに、その年取れた麦でうどんをつくりふるまったことに由来し、香川県生麺事業協同組合が1980年に制定した。◎ 日本の文化はひとつのようで東西でけっこう細かい所が違う。うどんは西日本の文化、そばは東日本の文化で、その境界線の所にある名古屋はきし麺になるらしい。◎ うどんがいつ頃から食べられていたかはよく分からないが、小麦が栽培されるようになったのはBC7000年頃と考えられる。その頃はパンのようにして食べていたようで、やがて食べ方のバリエーションのひとつして麺類が出てきたらしい。◎ 麺の作り方としては、切る方法・細い穴から押し出す方法・伸ばしていって細くする方法に大別できるが、そうめんやラーメンは伸ばす方式、スパゲッティが押し出す方法で、うどん・冷や麦・そばなどは切る方法が主流。ただし一部の地区では伸ばして作る「手伸べうどん」も存在する。◎ 日本には弘法大師が唐からうどんの製法を持ってきたという伝説があるが、真偽のほどは分かっていない。ただ食べ物と仏教というのは縁が深く、豆腐・お茶・などお寺から広がった食べ物は幾つかある。うどんのライバルともいうべき、そばも修験道から広まったものだから、うどんを弘法大師が伝えたというのも、ひょっとしたら当たっているかも知れない。もっともうどんが現在の形になったのは室町時代と言われている。◎ うどんは栄養面では炭水化物がほとんどだが、消化速度が速いため、カロリーを急いで補給したいような時に適している。食べ方としてはそばと違ってザルで食べることは少なく、多くの場合丼でつゆの中につけて食べる。ただし一部の地域では焼きうどんの食べ方もある。丼で食べる場合、基本的には色々な具をのせる訳で、具としては天麩羅(丸天の所,海老天の所,その他の天麩羅の所あり)、天カス、カマボコ、油揚げ、卵、とろろ昆布、椎茸、などが一般的で、他にキムチ、豚肉、餅、などもある。名称に関しても地域的なバリエーションがある。