日・溜・り

今年もいよいよ明日一日となってしまいました。
私にとっての　この年は　波瀾のスタートでした。

春間近な頃　病気が発覚し　４月１日に手術…
今思えば　”エイプリルフール”って～有り？って思うけど
その頃は　そんな事考える余裕など無かった…
その数日後　心ばかりのハッピーバースディを祝ってもらった。

手術前も　手術後も　笑っていようと決めていた。
母の顔を見たら　絶対に笑ってた。
笑ってる私を見て　母は　安心してくれた様子。。。
だから　私は　笑ってて本当に良かったと思った。
　悲しませたくなかった…
　泣く事すら忘れてた気もするけど…
　泣いてしまったら　病気に負けそうだったけど…
　泣いてしまったら　心が砕けて　どうにかなりそうだったけど…
私が笑っていないと…　みんなが　笑顔を見せてくれなかったら
私が　すごく辛くなると思ったから…笑っていよう…と心に決めた。
ほほ笑むのは　私のため…ほほ笑み返しをしてもらうためでした。。。
そして”頑張る”って意味を知りました。

それにしても　楽しい病室でした。。。
母ほどの方は”お母さん”
少し年上の方は”お姉さん”と呼ばせてもらって
私の事は”○○ちゃん”って　母やお友達が呼んでくれるように呼んでくれて…
どんな時も　いつも笑いの絶えない部屋でした。
そんな楽しい？入院生活でしたが…
”お姉さん”に続いて　私が退院する事になりました。
”お母さん”は　私の事を”○号室の子雀が　いなくなったら寂しい”と
涙を流して　別れを惜しんでくれました。
通院の度に”お母さん”に会いに行ったら　少しの時間だったけど
本当に喜んでくれて　手を握って背中をさすって”頑張ろうね～”と励ました。　
その後　ＩＣＵに入った”お母さん”は　
私を先生と間違えて…手を握ったらわかってくれたかな？
少し握り返してくれたね。
とても　とても　悲しくて…ショックだった。。。
エレベーターまで私を追いかけてきてくれた看護士さんの顔を見たら
涙が出てしまった…
自宅に帰ってから”お姉さん”に電話した…
その土曜日　病院に行った”お姉さん”は”退院してたよ”って電話の向うで言ってたけど　私は信じなかった。。。
本当は…お通夜に間に合ったと教えてくれた…”お姉さん”はちゃんとお別れしてきてくれた。
悲しかったけど　良かった。。。

”お母さんへ”
人生の　ほんの一瞬だったけど　めぐり合えて　良かった…
本当に　ありがとう！

”若いんやから　頑張るんやで～”って言ってくれた”お母さん”の言葉を心の中で繰り返して　
”お母さん”が　まさかこんなに早く亡くなるなんて　思いもしなかった私は
”生きる”って事を　真剣に考え始めました。
その日から　”負けるものか”って思えるようになりました。
”お母さん”が力をくれている気がします。

年の暮れに　私の今年をほんの少し…
今年の私を語るには　欠かせない事を書かせてもらいました。

そして　もうひとつの　欠かせないこと…
”生き方”がわからなくて　時をやり過ごすだけの毎日からの脱出…
～ＨＰの開設～
そしてＨＰで心を開く事の難しさも　痛感しています。
多分　健康に対して卑屈になってるんだって思ってます。
私は　普通じゃないんだって心の何処かで　思うからでしょうね。

それでも　この３ヶ月近くを振りかえってみれば　
少しは　心が開いてきたかな～と思い
やっぱり充実してた～！と思っています。
だって　こんな風に書けるようになってるんですから^^;

ＨＰを通じて　知り合えた方々へ…
お邪魔させていただいた方々へ…　
書きこみ下さった方々へ…　
言葉につくせない感謝を申し上げます(*^▽^*)
本当に　仲良くしてくださって　ありがとう!!!
無言でありながら？…幾度となく覗いて下さる皆様…ありがとうございます。
今の私があるのも　このＨＰに来てくださる方々のおかげだと思っています。

私は…本当に　いろいろ　ありました～
　　　　　　　いろいろ　考えました～

皆様も…多分　いろんな事があったのでしょうね～
　　　　　　　いろいろ乗り越えて来られたのでしょうね～

では～年忘れ～いたしましょう!!!

今年の日記　（*＾＾*)　以上!!!です。

～皆様　良いお年を～(* ^^)/・:*:・°'★,。・:*:・°'☆