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昨年、職場の発電所に現れたクロタン
3匹の真っ黒な子供を生みました。 発電所の地下の太い銅管やらが交差した人間の手が届かない場所で出産しました。 運転手さんにご飯を貰っては授乳に帰るのですが、すぐにお乳だけでは足りなくなりますよね。 運転手さんが「赤ちゃんに持って帰ったりや~」と言って竹輪やソーセージ等あげたらくわえて寝床に運んでました。 暫くしたらチビ黒を連れてご飯を食べに来るようになりました。 子供も半年くらいになった頃、又クロ母さんご懐妊で赤ちゃんを産んだんです。 その頃、同じく捨てられたのか犬が発電所内をウロウロ・・・ 「犬が居るから気をつけや~」 運転手さんが言ってた矢先、生後半年の子供の1匹が犬に殺されてしまいました。 運転手さんは「可哀想なことした」と涙を流したはりましたけど、殺されたんが母さんやったら赤ちゃんのところに帰れないから、もっと、悲惨やった。 それから10日後、運転手さんが息せき切って「ニャンママさん、クロ母さんが犬に殺された!」と・・・ エッ!子供たちはまだ地下にいるのに・・・ きっと、まだ自力ではあがってこれないよ・・・ 母さんが帰ってくるのを地下を探し回って死んでしまうの? 運転手さんは母さんをうめてから、何日も地下を覗き込み声をかけて探しましたが声すら聞こえません。 10日くらいたち、だかだか2ヶ月未満、もう、生きてるはずない。 時々ご飯を食べに来るクロたちの父さんかと思われる猫に運転手さんが「なあ、赤ちゃん助けて連れてきたってや~」 そう、つぶやいたそうです。 それからすぐに、なんと、父さんが連れてきたんです。 子供が食べるのを見守ってます。 生命力の強い子が生き残ってたんです。 今まで何を食べて生きてたんやろ??? 猫に父性本能があるなんて初めて知りました。 父ちゃん偉いぞ! 母さんや、兄弟の分も生きるんやで! 運転手さんは「犬に襲われないように見守ります」といってはりました。 みんにゃの分も沢山ご飯食べて生きるんやで・・ 写真は運転手さんが送ってくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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