じゅなのらくがきちょー

昔、２０代の頃。

私が父に言われたことで

こんな事があった・・・




晩ご飯を作っている最中、

包丁の持ち方に関して

『こう持った方が安定して切りやすいんだぞ』と、

ちょっとしたアドバイスをくれた。

私はそれを聞き入れず流すような言い方で、

『いいよ。この持ち方で』

と突っぱねた。

その時に父に言われた言葉を今でも忘れない。




『それじゃぁ～ダメだ。

人の意見を聞けんやつはそれ以上伸びんわ』

と。




確かに私、すごく頑固なところがあって、

人の意見を聞けないところがあった。

自分の考え、やる事、全部が間違ってない

ってそう思ってたんだろうなぁ。

そう言えば、

同じ時期に同じことを友達にも言われた。




その友達と一緒に洋服を買いに行き、

『コレ、似合いそうだから着てみたら！？』と。

自分の好みとは違うワンピース。

『えぇ～～あんまり好きじゃなぁ～い』って

言いながらも一応着てみた。

すると・・・

意外(？)にも似合っていて、

その後お気に入りの一枚になったほど。

『自分の好きな服と自分に似合う服は違うよ。

○○は人の言うことあんまり聞こうとしないけどさ、

たまには人の意見聞いた方がいいよ！！

自分で自分を客観的にはなかなか見れないからさ』と。

そういう事をちゃんと言ってくれる友達、

とても貴重だと思う。

今でも忘れられない出来事で、

本当にありがたい言葉だったって思う。

あ、そうそう。

その後、

包丁は父に言われた持ち方してます(∩∩*)ゞﾀﾊﾊ




そして今。

仁彩に何かアドバイスをしたり、

違ってることを正しいことを教えても

頑として聞こうとしない。

”昔の私とそっくりだなぁ・・・”

なんて思いながらちょっと苦笑(￣∇￣*)>ｱﾊ

まぁ、私が指摘された２０代とは違って

仁彩はまだまだ４歳のちびっこ。

大人になる前に気づいてくれると良いけどね(笑)




昨日も寝る前、

パパとある人のことを話していた。

まさに

人の意見を聞けないワンマンな人。

もういい歳だし、

これから人の意見を聞き入れる柔軟さを持ち

変わっていけれるんだろうか？

と、かなり心配になる。

自分で自分の身を滅ぼしかねない。

裸の王様になる前に気づければ良いのだけど・・・




人の言葉（意見）にふと立ち止まり・・・

その言葉を噛みしめ、

自分で気付かなかった点を反省し、

そして

自分を成長させることが出来る人。

人の意見をちゃんと聞くことが出来るか否か、

それが

それ以上自分が

伸びるか伸びないかの違いになってくる。




今でも充分頑固な私。

でも、

周りにこういう事を

ちゃんと言ってくれる人が居ることを

本当に幸せなことだと思う。