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March 19, 2006
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テーマ:ココロ(1186)
カテゴリ:カテゴリ未分類
聞けば彼女は色々な分野で活躍してきて、僕よりもずっと経験は多才だった。その経歴を全て結んでやる様な商売はないかと、アイデアをいっぱい出しました。僕はデザイン仕事とかしてましたから、彼女の広告等も作ってあげ、勿論僕の写真も提供しました。イメージアップ作戦かなり成功しました。また、彼女の業界は未だ発展途上で、僕が頭を悩ませている写真と比べたら驚くべき単純な構造をしてました。彼女の進むべき道筋はハッキリと見えて来ました・・・。


それは、僕も写真という拘りが無かったら、それに気付くなりスグにでも参入したくなるくらいの業界でした。僕は彼女に自分がしていた通りノートを用意させ、日々僕の言ったアイデアや彼女の気付いたことを全て書き込むようにさせました。彼女を業界のコンテストに参加させ、どんどん成績を上げさせました。自分でも驚いたのは昔の店長経験はあまりにも初心者でしたが、いまその後の独立後までの長い時間の間に、先輩のご指導から、色んな苦労の経験が、彼女の疑問や質問、直面している問題などすぐさま解決する自分がそこにいました。何度無く商売上の罠から先回りして救うことに成功しました。「Junさんの言うとおりにぃ~」って吉報の連続が嬉しかったです。我が師はちゃんと僕を育てていたの事実をここでハッキリと実感しました。


ここで、おやっと思うかもしれませんが、優秀な彼女が何故それに気づけないのか?


そう、思った方もいるかも知れませんね。でも、それは冒頭で言ったように、自分自身の姿とは自分には見えない物、何かを志した人間、独立した人間等はみなそれに悩んで居るのです。今現在の僕も、勿論そうです。彼女に行った事を自分自身にたいしては出来る物ではないのです。そのまっただ中に居る人は必ず人は誰かの助力、協力が必要なのです。同時に僕はその前の仲間割れ事件から、精神的に考えや目標の合致した仲間を捜し求めている部分が強くありました。その為に自分がそういう人間に成らなければ、そんな仲間は見つからないような、そんな信念が僕にはあります。



そして、気になる体の方ですが、僕が二十年も続けているストレッチをみっちり教えました。教えるのにイツも公園に連れて行きました。まるで、犬の散歩か子供でも連れて行くように(失礼かな・・)そして、以前日記に書いたように母が怪我から僕を救ってくれたように、ずっと彼女に必ず治る事を言い続けました。それは昭和一桁のおやじ風の「病は気から」じゃ無いけれど色々な事、四六時中言い続けました。そこから一年過ぎたある日彼女は目の前で走り出しました・・・しかも、僕より長く・・元々スポーツやってたから立ち直りも見事だったのかも知れません。あの時は泣きたいくらい嬉しかったけど・・・そこは★イッテツ(今の時代みんな分かるだろうか?)になってしっかりこらえました・・・馬鹿かな自分は?



服装もヘアスタイルも、それまでは小学生風というかアメ横的な彼女を有る程度年相応に明るめの物を選ばせ、貫禄をつけてもあげました。かえってそれが若く見え色んな人から綺麗になったって評判が聞こえるように成りました。そして彼女は見開くととても綺麗な目をしていたのですが、茶色い瞳のコンプレックスから糸の様に三白眼?とでもいうか変な習慣が幼いときから有りましたが、それこそ僕はフォトグラファーですから真っ先に治させました。性格面では彼女は冷笑持ち・・・(後で日記に記したいのですが人をあざける様な笑いの持ち主です。)その部分の矯正が効いてとても良い感じを醸し出す人になりました。ホント出会う前と今とでは別人です。それだけでも、かなりお客さんが増えました。



同じ物を買うのなら、よい雰囲気のする人から、自然と人は物を買ものなのです。



そう言えば途中で半信半疑の彼女も気合いを入れ直す様な事件がありました。
僕と彼女の将来へ向けた計画は、不言実行故、内緒というのが大原則だったのですが、彼女はそんなの軽んじてペラペラ人に話してしまうのでした。それは十も年下の子供のような後輩にまで喋るほどでした。何か良いことがあると自分をよく見せたい一心で「私には良きビジネスパートナーが出来たのぉあんたも私の様に頑張ってればきっと成れるわよー」みたいになってるんです。僕は厳しく戒めました。他へ重要な情報を漏らすことは先回りや妨害の危険性大だと言うのが僕の原則です。それにノイズとも言うべき反対意見も・・彼女は性格でそれがなかなか難しいひとでした。


ですが、彼女のお身内がそのうち飲食店を開くことになりました。その身内の方もこれがまた全く同じ性格で、僕が励ますために言ったこと、彼女が性格で持論の様に語る・・ここまではまだ許せた・・しかし、その身内の方も世間に商売の裏側ぜーんぶ公開!これには参った・・・そしたらどんどん噂になり先回りされ・・三月ほどで経費がかさんで商売たたむことになったちゃった・・残念だがどうしようも出来なかった。口は災いの元これも僕にとって大切な要素です。虚実は無いが押さえるべき部分ははしっかり押さえ口を噤む、これも僕の中の鉄則です。彼女は反省し今ではしっかり口を噤むようになれました。同時にそのあたりから本気度が増したと思います。


でも、ここまでは文章にすると短いけど(ここの基準から行くと長いけど)スムーズに行われた事では有りません。僕はそれこそ偉そうにも病は気から見たいな部分人にはいっぱい言ってきたけど・・いざこれだけ重傷な人となると、自分もかなりの影響を余儀なくされるくらいの物はありました。それまではリストカットだ何だは甘ったるい。「根性あんなら自分のように飛び降りて入院してみろ」などとクレイジーな事言ってた口ですが、いざそう言う人が立ち直ろうとする場合、かなり逆上ギレしたり酷い状態に付き合わなくてはなりません。イツも喧嘩・・・仕事中も職場から電話やらメールがぎっしりでしたが、僕がそこから離れられなく成るくらいずっとぐれっぱなしの彼女に泣かされるハメに・・・。これは勤めてる人との重要な違い・・引きこもっては仕事が入ってこなくなるのです。でも、僕は必死でした病気など絶対に立ち直れると信じてますし、今まで打ち立てた理論の証明、それらを彼女に託してしまってる部分ものずごく大きく必死でした。彼女が仕事や健康と共に立ち上がらなかったら、自分も駄目だという位の真剣さでかかってましたから、それまでの苦労かと腹をくくり、足りない部分は借金してでもって、ついついカードで生活費までまかなう様に成ってしまいました。



女性という物は一筋縄ではいかない物で、残念なことに、彼女の曇った目には、僕の被写体はいかがわしい関係にある女にしか写らなかった。彼女はどちらかと言えばクリエイティブな方面の出身だし今現在もなんだけど・・・写真に対する感想はあえて語った事がなく、現実めいた女の好みの話とかそんな角度からしかとらえなかった。つまり、劣等感や嫉妬心ですが、これは今考えても重大な破壊的要素です。僕は時が来て彼女が落ち着き理解してくれる物だと考え、その線を一時お休みにせざるを得なかったと言いますか、深夜のお酒の誘いも、重要な活動の一種になってる生活でしたが、それも一時断ち切った状態が続きました。ついでに、PC内も監視されていたので、このHPかも注目させないなめ、一時封印せざるを得なかった。ここまでしなくてもって思えるかも知れませんが、彼女は自分の細胞まで破壊してしまうひとです。細心の注意というか慎重に成らざるを得なかったのです。理解を深めるためと元気をつけるため撮影にも同行させたが効果なし、普通アシ代、請求書に入れれるトコしかいけないけど、ずぶの素人だから無料で連れてってました。


彼女にはギリギリまでそれらを語らなかった。一緒に事業すると約束したし・・でも、それでも駄目だった。僕はとうとう今まで7年も一本でやってきた写真を最近、ある時期から副業と化してしまうことに成りました。それは会社勤めの方には極一部の方しか分からないかも知れませんが、実際僕らが営業に行って通らなければ成らない関門があります。それは先方で「普段なにやってんの?」って上から下まで見るように聞かれます。そこで、「一本です。ですから、イツでもお受け出来ますので是非宜しくお願いします。」みたいな姿勢がないと、まずまともな仕事では相手にされない部分が有るのです。また、アルバイトでも始めよう物なら営業のチャンスも・・・守れなかったのは残念ですが、信念に従った事を後悔する訳には行きません。


彼女は反省してくれたのか、それとも何らかの危機感を持ったのか、そのころから、よりいっそう本気度が増したと思います。やがて、彼女は従業員5人まで増えました。そして生徒もそれにともない増え・・ある時からプレパブ小屋から二階建ての駐車場付きに引っ越す事が出来ました。今、は上の階が学校で下が店舗・・そして多方面に従業員が出張するという展開ぶりです。これも、今までの経歴を全部繋げば最初から可能だったと僕にだけは見えてました。そしてこれも、隠していたけど嬉し泣きしました。だって、ここまで一年数ヶ月で来たんですから・・・


だか、ここから思わぬ悪い展開となったのでした・・・


そして、段々、仕事も減ってきます。それは唯一の生きがいや、生きる目的が減るのと同じです。それに輪をかけて、言動行動と共に彼女に感化され(彼女は逆に好転したのですが)僕は段々別人の様になる自分を感じずには居られませんでした。かなり、曇りが発生したとでも申しますか・・・ある日彼女に言われた事、普段全然気にしなかったのに、これは時期的に強力だった。「あの写真を撮った人とは思えない」って・・・彼女の嫉妬心や劣等感の強力な逆襲のように思えました。それから事あるごとに様子がおかしくなってきた・・二人で定めた目標や決め事が、段々と変わってくるのです。彼女に店舗が手に入ってから僕は「次はもう一店舗目標ができたな。頑張って作ろうぜ」っていったら「ええ~~」って感じに成ってました。元々これには続きがあり、僕にとっては始まったばかりなのに、彼女は小規模で利益を上げることに夢中になってしまった。つまり、成長を止めに入ったのでした・・・そして、前から気になってましたが、しきりと自分を経営者とか言うのに執着する傾向が目立ってきました。それは自己啓発も入ってるのだと思いましたが、やれ「人の見る目が変わった」とか、そんな話題が多く成ってきました。僕が二十代前半で表向き経営の様な形態をとって店長に成った頃、周りでは早くも同級生らから成功者あつかいみたいな物を経験しましたが、今考えるとそれは、とんでも無いだたの雇われ人なのに・・・たとえ頭張ったところで、呼び名が何だろうが役割分担、彼女は性格上、またまた有頂天になって止めることが出来なくなって来ました。これらは僕はそこで写真を撮るために、先輩の店舗に長年預かってた道具を二人で下げに行ったやさきの出来事でた・・・。


その肆へ続く・・・





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Last updated  March 20, 2006 06:58:57 PM
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