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March 19, 2006
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テーマ:ココロ(1186)
カテゴリ:カテゴリ未分類
それよりも、一番重大な過失は、やむを得ない状況ではありましたが、お礼に彼女は僕の独立の為の資金の一部(いや、殆ど全部に近い)を出してくれたのです。それは当時ろくな機材を持っていなかったので、その設備にあたる物から数ヶ月分の運転資金までもカバーし、当時まだ半分学生だった僕はそっちにまでお金を回すくらいのものでした・・・。
彼女だって、そんな大金払ったら偉い傷手でしょうから、それは儲かったら返そうとは思ってました。しかし、何か事業やった事がおありの方なら分かるかも知れませんが、そんなお金は準備段階にあっという間に消えてしまいます。その後からが本当の独立と言った方が良いくらいなのです。その状況を把握するや否や、金の切れ目とでも言いましょうか、彼女は冷静に去って行きました。大好きな曲の一つHard To Say I'm Sorryは今日も心に深くしみます・・・。


ずっと後から、聞きましたが彼女は、その後電撃的な恋の洗礼を受け、何を血迷ったのか、なんと今アメリカで主婦しているそうな・・・
あの時僕は何もしなければ・・・って思っても、それが人生、良いことも悪いことも無ければ、その後には続かない物ですよね。


それはそれとして・・・・・


僕は独立の以前からイツしか統計を重んじるように成りました。J理論及びJ理念の世界では”予期せぬ収入を持った計画は、イツしか崩れる”のです。


これは如何なる統計を調べても同じだそうです。一番良い例は二代目が家を潰すと良く世間一般に知られてること、資本金でさえコツコツと都合したり貯めたりした人は、そこへ行き着くまでに、それを有効に運用できる実力を備えます。そうでない人は実力どころか、その経緯によっては罪悪感まで背負ってしまいます。以前、日記に書きましたが、罪悪感は潜在意識に浸透し無意識に人間の計画を破壊する方向に導きます。因みに、僕の父も二代目で商売をたたんだ口ですので、その辺り僕の心には比重がとても大きいのです。


僕が生きて行くため、最低限写真を続けたいのであれば、人生の何処かで、その落とし前をつけなければ成らない事に成ります。


僕は考え抜いた末、一つの思案にたどり着きました。前の日記に書いた自己宣言です。その中には人々の利益にならない事を一切しない事への誓いと、それより重大な部分は過去の自分に会いその彼を全面的にバックアップすると言うことを織り込んだのです。これは前にも述べたとおりテクニック的な部分もありますが、これで、その何かを精算したいと深く意識にたたき込んだつもりでした。予定ではその本番は2014年前後となっていますが・・・それに後にも先にも述べますが、全面的じゃいけないかも知れないのを・・後の部分で示しますが、この部分実はうかつなのです・・・。


W太に一生懸命なれたのも、そんな意識が背景が有ったせいが大きいでしょうね。運転資金を使い果たした後も7年も写真一本で繋いできた僕ですが、やはり彼女に返したいのと、もしかしたら幸せに出来るんじゃ無いかという、ささやかな思い、そんな意識の葛藤するなかW太に加勢するに至りました。


それらが駄目でも社会に貢献すること・・・それが僕の収入。直接見返りを求めない・・それでも、収入は社会から還元される。J理論のなかではそうなっているのです。


その証拠とも言うべき出来事がW太の吉報のあとスグに起こりました。独立以来の経験、たった一匹である我が企業の月の売り上げが一気に100越えしました。周りの先輩方驚いてた。世間には珍しく無いかもしれませんが、その利益率ほぼ撮影と原稿料です。・・・ですが、周りから見て今までの苦労が一気に飛ぼうとしたのもつかの間、あの時はハッキリ言って入院しようかと思いました。寝るヒマがなかった。翌月はもはや抜け殻のような僕でありました。(なさけね~~涙)結局、極端にもその年300ちょいで終わったと言う笑える話でございます。


ただ良い経験はしました。そんな醍醐味があるから、精神的に辛いことも乗り越えれる様になりました。そこからいろいろ考える節が生まれました。一匹はきついがコンスタントに月100なら、辛抱すればアシの2人は養える。営業と実務分担して男二人食っていく事も可能、そうすれば尚更効率が良い、体の負担も減る・・・っといろいろ思案はふくらみます。それにまつわる構想も・・ってなかなか仕事が楽しく思えるようになりました。これがW太の恩恵だったと思います。事実それがなかったら、どっか途中で諦めていたかもしれません。いや、きっとそう・・・



その後僕は幸運にも先輩は経営コンサルを始めた為、ヒマなときはその事務所番しながら、溜まった経理の打ち込み等を手伝い。そこから発生する色々な撮影をもらえることに成りました。色々勉強にもなり、そこで一時安定した日々を過ごせました。


ですが、それもつかの間、後程書きたいとは思いますが、仲間割れから、そこが潰れる事に・・・
事務所番により動きは悪くなりましたが、半分はそこからの仕事、半分はこれまで通りの自分の仕事と、その辺が上手くいってた時でしたから、ハッキリ言って今後どうなるか微妙な時でした。頑張らなければ乗り切れない時期です。



そんな時、ある人物に出会いました。それは遠い過去に置き去りにしてきた自分、卑屈だった少年時代を思い出させるような人でした。いや、それ以上に重傷と言うべき人物でした。当時、田畑の真ん中でプレパブ小屋を借りて商売を営んで3年目のこれもW太と同じ5つ下の女性です。そうなるに至った経緯を聞いてみると、彼女は優秀な営業社員だった。男性社員よりも成績が良かったが、ストレスでからだの組織が破壊され、歩くことも出来なくなり、2年も入院していたとか・・・今現在の医学では原因究明出来ず、根治しないかも知れない病気にかかったそうです。それで、その後生きるために足腰に負担のかからない商売を始めたとか・・・


でも、それは僕には一目瞭然なにが原因か分かりました。その頃の僕は経営コンサルの先輩から女性社員の競争心をあおる使い方、など様々な事を勉強した後でしたから、彼女の性格では会社の犠牲にとても成りやすい事。そして、彼女は劣等感や恐怖心が非常に強く、正直言って自己の原因から全て人生の悪循環を招いた人でした。怒り憎しみ嫉妬、劣等感・・彼女はまるで地獄、餓鬼、畜生、修羅と言われる宗教上の六道輪廻のなかに生きる人物と僕の目には映りました。何とも心が痛みました。僕は何とか立ち直らせたいと、そこからまたW太の時と同じ色々なやり取りが始まりました。けども前回とはちがうきつい山になるのは覚悟でした・・・・。



その参へ続く・・・





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Last updated  March 20, 2006 07:03:41 PM
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