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2006.12.20
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カテゴリ:読書や映画の感想
強盗殺人犯の弟として、主人公の直基が世間から排除されていくお話。




最初は、罪を犯したのは彼ではないのだから、

そんなの不当な差別。と思いました。

そして、どんな時にでも容赦なく送られてくる、兄からののん気な手紙を恨みました。


しかし、ある男の言葉で急に逆の立場から考えさせられました。


「強盗殺人犯の弟」を見る世間の目。

私はあんな風に差別はしないと思っていたけど、

差別せずにいることなんて出来ないのでしょうね。

存在を意識して気を遣うこと自体が差別なのだから。


そして、その差別が正当なものだ。と男は言う。

これには、はっと驚きました。

そこには絶対に避けられない現実がある。


罪は本人だけが背負うものではないということ。。。

それもそうかもしれない。


でも、罪を償うとはどういうことなのだろうか?家族とは?

幸せな日々は来るのだろうか?


本当に重いテーマに東野圭吾は挑んだ。という気がしました。



***********************************



この話は映画化されているので、読んでいる間中、

自然と俳優陣を思い浮かべながら読みました。


特に山田孝之。

直基が犯罪を起こしてしまいそうな気がしてハラハラ。

多分、ドラマで観た「白夜行」のイメージが強烈に影響したのだと思います。

(あれは、罪に罪を重ねていくお話でしたね。)



それから、映画で直基は「お笑い」やってましたよね??予告編しか観てませんが。

「イマジン」はどこへ?


映画も名作を楽しむにはお手軽でいいけど、

小説読んだほうが、作者の伝えたいことが、きちんと伝わってくる気がします。


しばらく読書とかしてなかったけど、また何か読みたくなりました。

何読もうかな。

 





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最終更新日  2006.12.20 08:33:04
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